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re-invention



 熱意の賜物

早朝からエコパへ。
一線級が集まる会ではないが,県外チームが37校。
県内チームは60校余りか。
S先生をはじめとした,地区剣道部顧問の方々の熱意の賜物。
いつもながらに頭が下がる。

我慢しての打突ができていないのでアドバイス。
それだけで,すぐにできてしまうのは大したもの。
もっとも,それだけでできることには限度がある。
午前の部のみで保護者,コーチに依頼し学校へ戻る。

3年部の先生方はほとんどいる状態。
いくつかの連絡と,電話での対応。
3月の予定を立てていると,あっという間に18時。


2007年12月26日(水) 贅沢で濃密な1時間
2006年12月26日(火) 雨の一日
2005年12月26日(月) 義母の葬儀式で
2004年12月26日(日) 富士山を見に
2003年12月26日(金) 出来るようになりたいと強く思う事


2009年12月26日(土)



 角の二等分線の性質

今年最後の授業。
午前中のみだが3クラス。

初めて,角の二等分線の性質を本気で扱う授業を仕組む。

まずは,自由に三角形を書かせて,頂角Aの二等分線を引き,
それが底辺BCをどう分けるのかという今日のテーマを確認。
交点をPとし,さっそくBPとPCの長さを測定する。
2年生の時にも確認し,中線との違いを確認していても,
角の二等分線と中線が別物だと認識していない生徒はいる。
測定し,そこから予測するという基本的なことを,
なかなか中学校では扱っていない。

次に,AB=6cm,AC=4cmと固定し,
BCを3,4,5cmと変化させた図をコンパスで書かせる。
(当初はBC=2cmも書かせるつもりだったが,
 これはあまりに細く,角の二等分線が難しく断念)
何を固定し,何を変化させると良いのかを,
生徒に考えさせることができたらいいのだろうが,
この一時間勝負だと思うと,その余裕がない。

作図と測定から気がついたことを4人組で話し合い,
全体で確認。
BP:PC=3:2で,AB:ACの比と等しくなりそうなことに気づく。
残り15分余り,ここからどう仕上げていくのか迷う。。

条件を変えても同じことが言えるのか
を確かめさせることにするが,
どうしていいのかで迷う班が多い。
本当はここでVoyageを使う展開にしたいのだけれど,
これも比の計算をさせるには案外時間がかかる。
GCの測定表示や式表示が,
こんなときには優れていることを感じる。
(Voyageでの使えるはずのSkechPadはどうだったかな?)
まとまりがないままタイムアップ。

次のクラスは,重心を。

これは慣れたもの。
最後に,三角形を一点で支えるデモンストレーションを
入れたらもっといいかな。


リベンジの第3次,
再び角の二等分線の問題に。

比が等しくなることに気がつかせるまでの展開は同じ。
すると,4人組で比を変えて,5:3にしたらどうなるかを
始めている生徒も出る。
ここで,最初に書いた三角形の比を確認し,
一般的に言えそうなことを見出す。
(比の値がこういう場面ではとても有効であることを知る。)
その上で証明に持ち込む。残り時間は4分。


教科書の問いに,ヒントがありこれを活用すると,
半分程度の班が,証明でき終了。

まだまだだけど,なかなか面白い。
Voyageを活用して,
より多くの不思議さを感じる展開にしたいと思う。

振り返りカードを見ると,最初のクラスでも感想は悪くない。
不思議さがあると,それだけでなんとかなるのだろう。

第4次は学年集会。
生徒代表の話の後,思いのほか時間がありじっくり話す。
・与えられる幸せを求めるよりも,自分の手でつかむ幸せを。
・感謝する心,感じる心。
など。自分に言い聞かせているかのような気も。


午後は対外的な折衝。
気になる電話もあり,ことしはまだまだこれからか。

2007年12月25日(火) 3点から等距離にある点
2006年12月25日(月) 統合的な理解を目指そう
2005年12月25日(日) 恵みの中で
2004年12月25日(土) GC活用研究会in小牧
2003年12月25日(木) 思いを形にする難しさ


2009年12月25日(金)



 本当の意味での探求

朝の挨拶は,「サンタさんが来るかな?」

今日も授業の一日。
平行線と比や,円の中にできる相似な三角形の比から,
生まれてくる等式について文字式で考察。

本題は三角形の重心についての話。

さすがに塾などで扱っていないようで,
新しいことへの関心を感じる。
長さを測定して,そこから関係を見出す。
時間があれば,作図ツールで操作し確認したいところ。
なぜそうなるのか理由を4人組で考える流れはまずまず。
最後に,面積について教師主導でまとめる。

振り返りカードには,
四角形の重心についての問いが出されているが,
扱う余裕はないだろうな。
そんな授業も,できるといいのだけれど。

必修の授業では,どうしても結論めいたものを
1時間で導かなくてはと思ってしまう。
粘り強く,あれやこれやと試行錯誤してといった,
本当の意味で探求は難しい。
また,誰かができてしまうと,それを手がかりに・・・
ということになってしまうので,
全員が主役にはなかなかなれない。
それぞれがそれぞれの目指す山に登れる,
選択授業がなくなるのは,残念だ。


放課後は,学年での確認といくつかの対応。






2007年12月24日(月) もう一つ上の段階に
2006年12月24日(日) 本気で生徒を育てる姿勢
2005年12月24日(土) 区別できないものか
2004年12月24日(金) 失敗の発想の幅
2003年12月24日(水) リフレッシュ


2009年12月24日(木)
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