Just for today !
re-invention



 わからない生徒に

朝の学年集会で,久しぶりに話をする。
「背伸び」と「強がり」
この年代ならではの揺れに対しての正直な思いを語る。
染み入る部分も,もちろん感じるのだが,
残念ながらそうでない部分も残る。
とはいえ,願いを持って語れる場があるのは幸せなこと。
15分で語れる内容に,もう少し絞るべきだったか。

テストが来週とあって,駆け足のテスト対策授業。
3年生だから生徒も真剣。
前半の過去問では,相変わらず回転体ができない。
昨日何気なく話した,
「軸に対して図形を対称に書いてみよう。」
というアドバイスの反響が予想以上に大きく,
今日も,同じアドバイスをする。


こんなことでいいのか・・・とも思ってしまうのだが,
わからない生徒にはわからないものなの。
そんな生徒に具体的な手がかりを与えることの大事さ。
自身のこれまでの授業を反省する。
1年時に,予想してたくさんの場合をデジタル教材で楽しんだのだが,
見ているだけの生徒には通じていなかったのだろう。

昼からは,今年3回目になる単位制高校巡り。
責任者の語りは,生徒たちに力を与えてくれる。
こんな語りが,自分にも出来ているだろうか。
これまでお世話になった卒業生の進路も聞けた。
元気に挨拶されると,やはりうれしいもの。


2009年11月09日(月) 論理の飛躍
2007年11月09日(金) 何をどう学ばせるか
2006年11月09日(木) 保護者参観会
2005年11月09日(水) 心に届くか
2004年11月09日(火) 数学的な美しさ
2003年11月09日(日) 日記スタート


2012年11月09日(金)
目次