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re-invention



 念願の富弘美術館へ

朝から新幹線で品川,京浜東北線を経由して高崎線。
この夏3回目の東京。
群馬へ行くのは20年ぶりぐらい。
考えてみると,以前も関東都県の大会を見るためだった。
集中したせいか,時間が長かったからか,
列車の中で数学教育の原稿が仕上がり,ホッとする。

今日は,上原先生に半日つきあっていただくことに。
何ともありがたい。
今年は,川上先生に倉敷を案内していただくなど,
考えてみると,なんとも贅沢な夏休み。

夏休みが群馬も短いとのこと。
移行措置で数学の授業時数が増えるのはうれしいが,
これ以上に休みが削られるのは何とも寂しい。

念願だった星野富弘美術館へ。
新採当時の自分を支えていた絵と言葉が,懐かしくも新鮮。
未熟で何もできない苦しさに負けそうなとき,
自分の持っているものを出し切った生き方をしていないと,
思わせてくれた珠玉の言葉。
壁伝いに進んでいくと,
ちゃんと全部を見せてくれる丸い部屋の暖かさ。
美術館の方も,見ている人の息づかいも,
心が洗われる思いにさせてくれる何かがある。

父についての特集が組んであり,
当然のことながら,自分の亡き父を思い出す。
随分お世話になったのだが,それをきちんと言葉にもできないまま。
教員になることを決めた夜の落胆した顔。
とはいえ,それ以降一切そのことにはふれなかった父。
親として,どんな思いで自分を見ていたのか,
一度は聞いてみたかった。

赤く色づいている草木もあって,何とも不思議な感じ。
昨日から,群馬は涼しいとのこと。

どうせならと,さらに足を伸ばしていただき,日光東照宮へ。
一度は見たいものだと思っていたが有り難い限り。
さすがに久能山とは違うけれど,どこかに相通じる部分がある。
3代将軍家光と,2代将軍秀忠との親子のつながりについて,
もう一度本を読みたくなった。








宿へ戻って,もう一度原稿やGCのチェック。
グラフ電卓を使っての授業の発表なのだが,
グラフ電卓を直接は見せられないことを忘れていた。
さっそく,GCで関連ファイルを作成する。


2007年08月18日(土) きつい一言が
2006年08月18日(金) 親としても辛いところ
2005年08月18日(木) T^3Japan大阪大会2日目
2004年08月18日(水) 良い問題とは


2008年08月18日(月)
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