Just for today !
re-invention



 一瞬の感動のために

朝の練習でも、授業でも考えていることは同じになってきた。
どうやって生徒の心に火をつけるのか。
どうやって本気で生きる生徒に育てていくのか。
こちらの姿勢にも隙や油断がないことが最低条件だが、
それだけでは何もできない。
信頼関係の上に、生徒が納得できる手法を提示し、
さらに全ての生徒を主役にしていくこと。
完璧とはいかないが、気持ちの充実感はある。
練習後、男女それぞれのキャプテンに
集会での表彰について再度指示を出す。
どんなドラマを引き起こせるのか。

教育実習最終日。
生徒の表情もいつもとはちょっと違う感じかな?
こちらもドラマを起こせるのか。
両方を見届けられないのが残念だけど、それも楽しみ。

授業は快調に連立方程式を解く練習。

限られた時間ながら、
本気になると、いろいろなことができるもの。
隙のないペースで、グイグイと進む。
第二時は岡本先生に見ていただく。
本気で磨く音声カードで脳を活性化して、
振り返りカードや、生徒の問いを紹介して、
生徒のモチベーションを上げていく。
最も上がったのは自分自身なのだが。
他クラスで出された「X/Yは何次式?」の問いも紹介。
岡本先生を前に、岡本先生に教えていただいた、
「問いを持つことの素晴らしさ」を改めて生徒に語れる幸せ。
これがさらに起爆剤になるといいなあ。
振り返りカードの記述を紹介する順序を、
今は関心意欲的なものを先にし、
数学的見方考え方を後にしているが、
生徒にとってはどの順がいいのだろうか。

カッコや分数を含む連立方程式の難しい練習問題。
標準形に直すだけでも、なかなか大変。でも、がんばる生徒たち。
生徒を励ましつつ、マンツーマンのスタンドアップ。
授業一時間あたりの生徒の活動量・充実度は高い。後は家庭学習か。
岡本先生からは、
「常に新しいことに挑戦している姿勢」
を褒めていただく。ありがたい限り。

続いての実習生の授業も、今日は仕掛けがある。
やつをどう巻き込むのか。
心に火をつけることも、少しだけ成功か。
デジMATH+mimioの扱いも、決してうまくはないけれど、
体験していただくことで何かを感じてほしいもの。
たとえ生徒の視線や生徒の言葉をうまく受け止められなくても、
若いということはそれだけで価値がある。
自分にはできない授業が繰り広げられる。

第4時も余韻を買っていい授業に。

こんな生徒たちに恵まれている幸せ。
給食時にテスト計画表にペンを入れる。
まだまだ本気モードとは程遠い生徒が多い。
本気になろうとしない彼らの思いをどう砕くのか。
自分自身も迷いの中にあった中二の頃を思い出しつつ語る。
帰りの会での彼らの健闘を祈りつつ、
研修主任研の出張へ。
今日は場所も移動して、6人の方の校内研修推進の企画を伺う。
面白い話もいくつか聞け、質問もいくつかできた。
それぞれが一騎当千の教員集団なのだから。
全員が主役なる場を与えれば、もっといい会になるはず。
もっと参加型の研修会にできないものかと、
馴染みのO指導主事には、率直に語ってしまう。
(これだから駄目なのかもしれないが・・・)
限られた時間で、
全員を活性化させようとすることを本気で考えているのか。
リーダーとして、優れたものに出会う経験がどれだけあるのか。
常に自分にも突きつけられるであろう課題。

帰校後、部活を少しだけ見る。
久しぶりにメンバーがそろった感じ。
これでは明日の強化練習会も、
それほど期待はできないのは残念だが、しかたがない。
愚痴を言うのではなく、今できるベストを自分も考えなくては。

自分がいなくなった昼から第5時にかけて、
いつくかのことがあった報告を受ける。
残念ながら、今はそんなところだろう。
それでも支えてくださる先生方に感謝。

実習生へ最後の指導。
帰りの会のセレモニーで
感激の涙を流した話を聞き、ほっと安心。
いろいろといわれてしまうことが多い彼らだが、
期待にこたえようとする生徒たちで、本当にうれしい。
純粋な気持ちを支える大人でありたいもの。

いつもよりちょっとだけ早くに帰宅。
本当は昔の同僚と飲む会があるのだが、
とても行ける状態ではない。
締め切りを来週に控えた原稿書き。
アウトラインがようやく見えてくる。


2006年06月08日(木) 先の見通しがないまま
2005年06月08日(水) 小中連絡会
2004年06月08日(火) Voyage200を使った選択開始


2007年06月08日(金)
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