白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2014年09月17日(水) 子どもの連れ去り対策。

神戸で小学校1年生の女の子が行方不明になった事件は未だに解決していない。親御さんの気持ちを思うと、一刻も早く見つかって欲しい。そして、我が家も娘が同じ年なので他人事とは思えないでいる。

警察官から聞いた連れ去り対策。無理やり連れて行かれそうになったら、うつ伏せになって大の字になると良いらしい。そう言った場面で小さい子どもが暴れても、成人男性だと抱えてしまえば簡単に連れ去る事が出来るのだけど「うつ伏せで大の字」になると、そう簡単には引き剥がせないのだとか。教えてくれた警察官も「自分の娘にもそう教えています」と言っていた。

試しに娘にやってもらったところ、確かに効果はありそうだ。「うつ伏せで大の字」ってだけでも効果はあるし、ランドセルを背負っていたりなんかしたら、より一層効果的。「絶対大丈夫」ではないにしろ、剥がすのは大変だし、子どもが道で大の字になっているところを、大人が引き剥がそうとしていたら相当目立つと思われる。

連れて行かれそうになったら「うつ伏せで大の字」という対策。これを読んでくださっている方にお子さんがいたら、是非伝えてあげてください。

結局のところ、いくら防犯教育をしても「いざ」という時に役に立つかどうか……なんて事は分からない。以前、娘の友達が通学路で防犯ブザーで助けを求めたのに「誰も出てきてくれなかった」というケースがあった。防犯ブザーの音が聞こえなかったのか、それともイタズラだと思われていたのかは分からない。そして、今回聞いた「うつ伏せで大の字」だって、咄嗟に出来るとは限らないのだ。

私自身も小学校1年生の時、学校の帰りに連れ去られそうになった経験がある。

その時は大暴れした上に、男の腕に噛み付いて、男が痛がっている隙に走って逃げた。当時はよく分かっていなかったけれど、凄い騒ぎになったのを覚えている。当時の私は人並み外れて小さかったので、連れ去り対象として丁度良かったのだと思う。

娘にも「こういう時はこうしなさい」と言う事は散々教えているけれど、それでも心配は尽きない。だからと言って娘をがんじがらめに監視する訳にもいかず、教えるべき事を教えて、あとは本人を信じるしかない。

娘がいる生活は、娘がいなかった時の生活よりも、ずっとずっと楽しいし幸せだけど、娘がいなかった時の生活よりも心配事が増えたように思う。心配し過ぎるのもどうかと思うけれど、注意しなくてはなぁ……って事で今日の日記かはこれにてオシマイ。



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