今日、何年かぶりに我が家の食卓にポテトサラダが登場した。
娘は小さい頃からマヨネーズが苦手。「まぁ、いつか食べられるようになるか」と言う気持ちもあったし「マヨネーズって嗜好品の範疇って気もするし、食べなくてもいいか」と言う気持ちもあり、今まで熱心に食べさせようとはしなかった。
ケチャップとヨーグルトとマヨネーズをベースにしたものに玉ねぎを入れて「タルタルソース風」の物を作ったり、ちょっとした物にこっそりマヨネーズを仕込んだりはしていたけれど「マヨネーズ和え」的な物は避けていて、サラダを作る時はたいてい和風だった。
しかし、最近になって娘が「マヨネーズ大丈夫かも」と言い出したので、夕食にポテトサラダを出してみた。豚肉の生姜焼き、千切りキャベツ、ポテトサラダ、豆腐とわかめとネギの味噌汁という「豚肉の生姜焼き定食」的な献立。
ポテトサラダと言っても「ガッツリとマヨネーズ味」ではなくて、マヨネーズに甘めに作った酢味噌と胡麻を混ぜて、あまりマヨマヨしない感じに工夫してみた。それが良かったのかも知れないけれど「これなら大丈夫!すごく美味しい!」と娘は喜んでポテトサラダを食べてくれた。娘、ポテトサラダを克服。母としては感慨深いものがある。
……てか。やっぱり「定番の組み合わせ」的な献立は美味しい!
今までは豚肉の生姜焼きを作っても、葉物のお浸しだの、叩き胡瓜と豆腐とワカメの和風サラダだのを副菜にしていたのだけれど、豚肉の生姜焼きにはポテトサラダとキャベツの千切りが合うように思う。「定番の組み合わせ」を考案した人って素晴らしい!
そんな訳で今夜の夕食はいつも以上に美味しかった。夫もきっと喜ぶと思う。子どもがいると「なんとなく封印しているメニュー」とか「なんとなく作らなくなっちゃったメニュー」があるのだけれど、子どもの成長と共に少しずつメニューが解放されている。些細な事だけど我が家にとって今日は記念すべき日だ。
娘には色々な物を食べて成長して欲しいと思う。私も頑張って色々作ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。