白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2014年05月14日(水) 孤独の読書。

ビッグウェーブが来ている。極めて個人的な事だけど。

私の趣味は読書。本を読むのが好き過ぎてHPも持っている。読書って趣味は陰気で孤独だ。読書は1人で楽しむものだ。誰かと感想を語り合う事は出来るけれど、近くに感想を語る事のできる相手を見つける事は困難だ。

あまりにも寂しくてインターネットが普及していない頃はリクルートが出している趣味の仲間を集う雑誌で探してきた読書サークルに入っていた事もある。あまり活発なサークルではかなったので、物足りなくて辞めてしまった頃、インターネットの世界を知った。インターネットを知った当時は、今でも私が師匠と崇める読書HPの掲示板に入り浸っていた。そして自分のHPを作り現在に至る。

当時、師匠のHPにあった掲示板では本の感想を語り合うのが活発で、仕事が終わって帰宅してから掲示板を除くのが楽しみだった。もちろん私も書き込んでいた。しかし、いつしかブログだのTwitterだのが流行るようになって、その掲示板は無くなってしまった。

前置きが凄く長いのだけど、今、物凄くハマっている作家がいる。つい先日「本も読まずに内職している」と書いたばかりなのに突然波がやって来たのだ。不思議と読書には波があって「何を読んでもツマラナイしハズレだわ」って時期があるかと思えば「もしかして、これは恋?」とか思えないほど1人の作家に惚れ込んでしまう事もある。今、私は村田喜代子という作家さんに惚れ込んでいる状態なのだけど、語り合う相手がいなくて悶々としている。夫も一応、話を聞いてはくれるものの、読書が趣味じゃない夫に熱い想いをぶつけても物足りない。

この情熱。どこにぶつけたら良いものか。

私にはせいぜい自分のHPに淡々と感想を上げていくのがせいぜいなのだけど、生の人間と感想を語り合いたくてたまらない。出来れば、その作家さんが好きな人と! そんなの無理だと分かっているけれど、今はちょっと好きになり過ぎて頭が湧いている状態なのだ。

私は周期的にこういう状態になるのだけれど、そのたびに読書って陰気で孤独な趣味だなぁ……と毎度、思う。情熱を持て余しつつ悶々と読むしかないよなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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