白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2013年09月09日(月) 雨の日曜日。7年後。

昨日は朝から雨だった。雨の日曜日って行き場に困る。

私は元々インドア派の人間なので、家に閉じこもっていることは苦痛じゃない。夫も然り。娘がいない頃、雨の日曜日ともなると「1日中夫婦でゲーム」とか「DVD三昧」とか怠惰に過ごしていたものだ。しかし娘がいるとそうもいかない。前日は奈良公園でのんびりと過ごしたのだけど「のんびり過ごす」って事は、それだけ体力を使わなかった訳で、娘は朝から無駄に早起きを発動して張り切っていた。

近くの児童室内施設は夏休み中にしょっちゅう行って飽き飽きしていたので、難波のヤマダ電機にある室内遊戯施設に連れて行くことにした。雨の中、傘とレインコートを装備して家を出た。お天気がパッっとしないせいか、室内遊戯施設は小さい子どもで盛り上がっていて、娘は同じ年頃の女の子と仲良く遊んでいた。夫はヤマダ電機内をウロウロ。私は保護者用のソファーに座って読書など。

昼食後は難波をウロウロ歩きして帰宅。娘にしては物足りないお出掛けではあったろうけれど、お天気ばかりはどうしようもない。雨は帰宅する頃には上がっていた。ウロウロ歩で草臥れたのか、夜、娘は意外とすんなり寝付いてくれた。パッっとしないお天気にしては、良い休日だったと思う。

話は変わるけれど7年後のオリンピックが東京に決まったとのこと。

7年後、つつがなく過ごせたならば、私と夫は50代目前。娘は中学1年生。私達家族はどんな風に過ごしているのだろう。娘は何か運動部に入って元気に中学生活を送っているだろうし、夫は変わらず仕事をしているだろう。私もパートで働いていると思う。結婚して娘が生まれてからは「具体的な未来」を思い描けるようになった。

夫と出会うまで、私は「◯年後の自分」を思い描く事が出来なかった。「たぶん仕事しながら、それにりに趣味を楽しみながら過ごしているんだろうな」くらいには思っていたけれど、それ以上の事は何も想像出来ないでいた。しかし今は「娘が中学生か……娘の手が離れたら、ちょっとは余裕が出来ているかな。あ。でも親の介護が大変なのかも」とか、リアリティを持って未来を想像することが出来る。家族を持つって凄い事なんだなぁ……と改めて思った。

7年後。出来る事なら家族で東京に行きたいと思う。夫と娘はスポーツ好きなので、オリンピックは興味津々だろうし、私はスポーツには興味が無いけれど、建物好きなので新しい国立競技場は実際に自分の目で観てみたい。

……なんて。今の私には7年後の事よりも目の前にぶら下がっている事の方が重要なのだけど。今週もそれなりにバタバタしそう。とりあえず明日は娘の保育参観。楽しみに行ってこよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2011年09月09日(金) 夏の疲れ。
2009年09月09日(水) 後戻り出来ないこと。
2008年09月09日(火) テレビを消して
2007年09月09日(日) 背徳的な美味しさ
2006年09月09日(土) 他属性
2003年09月09日(火) 重陽の節句
2002年09月09日(月) 道で寝る人、亡父の面影。

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