今回の地震では広い地域で大変なことになっていますね。本当に、なんと言ったらいいのか言葉がありません。
友人に宮城県がご実家の人がいて、気になって連絡してみたのですが「おかげさまで、実家の家族は全員無事です」との返事がありました。ご実家は坂の上にあって津波の難を逃れたとのことなのですが、坂の下は全滅とのこと。「ご実家の人がご無事で良かったですね」と言ったものの、手放しでは喜べないのだなぁ……と複雑な気持ちになりました。
家族全員無事だったのは喜ばしいことなのは間違いないのですが、つい昨日まで近所で一緒に暮らしていた人達が津波で流されてしまっては、助かったからと言って万歳とは言えないでしょう。亡くなった方が一番お気の毒なのは言うまでもありませんが、無事だった方もどんなに辛い時間を過ごしておられるのかと思うと……。
一夜明けたら被害状況が分かってきましたね。テレビの映像を観て、ただ茫然とするばかりです。すごく怖い。なんて言ったら良いのか分らないし、被災された方は本当にお気の毒だと思います。
それでも人は生きていかなくちゃいけないのです。被害を受けなかった人間は日常をキチンとこなしつつ、日本を支えなきゃならない。地震の被害に気を滅入らせている場合じゃない。自分の身の回りのこと、なすべき事を淡々とこなして、その上でなお自分達が出来る範囲での支援を考えなくては。
我が家が出来ることと言えば、とりあえず義捐金でしょうか。他にも何か出来そうなことがあれば、行動しようと思います。ささやかな事でも、しないよりはマシかな……と。私自身、昨日からちょっと精神的に落ち着かないでいるのですが、こんなことではいけないと自分自身に言い聞かせています。背筋をシャンとのばしていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。