白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2011年03月04日(金) 春の雪。

今日はやけに寒いなぁ……と公園で震えていたら雪が降ってきた。春の雪って風情はあるが、風情を感じられるのは室内限定のお話。昨年の今頃は白い木蓮の花が咲き初めていたのだけれど、今年はまだまだ咲きそうにもない。心底、春が待ち遠しい。

私はサイト名にしてしまうほど白い木蓮の花が好きで「白い木蓮の花を見ると白蓮さんを思い出します」と言ってくれる人がいる。照れ臭いけれど、ちょっと嬉しい。誰かに気にとめてもらえるって、ありがたい事だと思う。私にも、誕生日やなんかを「祝ってもらって当たり前」だと思い上がっていた時期があったのだけど、年を重ねるごとに「自分や自分の家族以外のこと気にかける」ってことが、どんなに大変なことかを感じるようになった。

生きていると楽しいことも多いけれど、大変なことだって相当多い。目の前にぶら下がっていることを処理していたら「アッっと言う間に1年が過ぎてしまった」なんてことだってあるのだ。そんな中で自分以外の人間について心を配るのは難しい。私もそういう時期があり、忙しいながらもどこか寂しい気持ちを抱えつつ暮らしていたことを、ふと思い出してしまった。

それにしても、ここ数日の寒さには参るなぁ……。

また少し暖かさが戻ってくるとのことだけど「いっきに春が来ないものか」と短気なことを考えてしまう。春は確実にやってくるのに何を焦っているのやら。春の雪だって今シーズン最後の雪だと思えば愛しく感じられたのかも知れないのに。こういう感覚って今の精神状態と直結しているように思う。成果を性急に出したがるのは私の悪い癖だ。あまり焦らずボチボチいこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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