白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2010年11月25日(木) 食べ頃とか色々。

今朝はデザートに洋梨を食べた。「これぞ食べ頃!」と言うタイミングで美味しかった。洋梨って桃やメロンと同じで食べ頃の見極めが命だと思う。食べ頃まで待てないと甘くないし、食べ頃を過ぎると熟れ過ぎて本来の良さを失ってしまう。

「食べ頃」とは少し違うけれど、人間の世界にも「旬」とか「時期」が存在する。私は読書が趣味だけど、どんな作家さんにも絶頂期がある。絶頂期とそうでない時期の落差は作家さんによって違うのだけど。スポーツ選手とかタレントさんもそうだなぁ。生きている間、ずっと輝き続けられたら最高だけどそうはいかない。絶頂期をどう生きるか……を考えるよりも、むしろ「それ以外の時期」をどう生きるかを考える方が大切なのかも知れないなぁ。たいていの人間は「それ以外の時期」の方が長いのだから。

娘が公園のシーソーで遊んでいた時のこと。娘がシーソーからロケットのように飛び出して頭から落ちた。(ものすごく大げさな表現だけど私の目にはそう映った)。頭から落ちたと言っても素人目にも「良い感じ」で落ちてくれていて怪我も無かったのだけど、吃驚したやら、背筋が寒くなったやら。娘がシーソーの持ち手から手を離してしまったのが原因。娘は活発な子だけれど今まで大きな怪我をした事が無い。でも今まで無かったからって油断してちゃいけないと思い知らされた。何もなくて本当に良かった。感謝。

北朝鮮の攻撃で韓国では民間人の方が亡くなられているとのこと。気の毒でならない。普通に暮らしていて突然爆撃されるなんて誰が想像しただろう。ものすごく身勝手な話なのだけど、私は中東で戦争があっても今ほどリアルに痛みを感じることが出来ない。北朝鮮や韓国は「近い国」だからこそ、そう感じてしまうのだと思う。北朝鮮が韓国にしたことを日本にはしない……という確証はどこにも無いのだ。色々と思うことが多い。だが何も行動しようとしない自分がいるのも本当だ。私が今出来るのは、日々を淡々と生き、たとえ結果がどうであれ選挙権はキチンと行使するくらい。

深く突きつめていくと結局のところ人間は「自分(自分と自分の大事な人達)さえ良ければいい」と思っている。とにかく最善を尽くすしかない。それぞれが正しいと思っている方法で。

心配し過ぎかも知れないけれど、今夜は娘の様子に気をつけよう。今のところベビーモニターから聞こえてくる娘の寝息はいつも通りだ。ぼんやりと毎日を過ごしていちゃいけないな……と自戒しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2009年11月25日(水) 哀愁の大根
2008年11月25日(火) クリスマスの準備
2003年11月25日(火) 自虐ネタ。
2002年11月25日(月) だからこそ感じる孤独。
2001年11月25日(日) 「大丈夫ですか?」

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