白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2010年11月06日(土) 公園にて。

今日は土曜日だったが夫不在につき地味な1日だった。午前中は買い物。午後から最寄りの公園へ。公園ではたっぷり3時間遊んできた。

最寄りの公園は我が家から1本筋向こうにある。なので娘が乳児の頃からお世話になっていて、遊んでいる子ども達は顔見知りが多い。今日は会いたくない親子と遭遇してしまった。5歳くらいの女の子と、小学生の兄、そして父親……という組み合わせなのだけど、5歳くらいの女の子が「かまってちゃん」なのだ。私は基本的に子ども好きなので、他人の子と遊ぶのは苦痛ではないのだけれど、その子はダウン症児でものすごく手がかかる。なのに親は完全放置。今日は一応、父親が公園に来ていたけれど、小学生の兄と2人きりで来ていることも多くて、その子は大人の姿を見ると「遊んで」と、まとわりついてくる。

障害を持ったお子さんを持つ親御さんが日々大変だろうことは分からなくもない。たまには、ゆっくりしたい事もあるだろう。その子の場合は「いつも」なのだ。親と遊んでいた姿を1度たりとも見たことがない。

私も娘がもうすこし手が掛からなければ相手をするのも吝かではない。だが娘は3歳になったばかり。まだまだ親に遊んで欲しいお年頃。友達と遊ぶこともあるけれど、その場合でも玩具の取りあいや喧嘩をするので、目を離していたくはない。今日は父親に「いいい加減に、娘さんをどうにかしてもらえませんかね?」と言いたくて仕方が無かったが……流石に子どものいる前で、そんな事を言える訳もない。

その子を見るたびに私は腹が立って仕方が無い。子どもに対してではなく、親に対して……だ。

学生時代、肢体不自由児施設でボランティアをしていた事がある。その時にも感じたのだけれど、心身に障害がある子どもの親って「普通くらい」の親が少なくて、愛情たっぷりの親か、子どもを愛していない放置気味の親かの2種類に分かれ気味な気がする。当時は馬鹿みたいに熱かったから、ジレンマとか色々あってよく泣いたものだ。酷い親って本当にいるのだ。今日も腹が立って仕方が無かった。子が可哀そう過ぎるじゃないか。

他人がとやかく言うような話ではないのかも知れないけれど、1人勝手に憤慨してしまった。38歳にもなって、いまだそういう感情が抑え切れない。冷静になろうよ、私。

まぁ、それはそれとして。それ以外はそこそこ良い1日だった。娘のPCの電源落として娘の帽子でも編もうかな……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2009年11月06日(金) 人間のおまわりさん
2008年11月06日(木) 断乳2日目
2007年11月06日(火) ひとやすみ
2005年11月06日(日) いい女?
2004年11月06日(土) 現場デビュー
2003年11月06日(木) インフルエンザの予防接種
2002年11月06日(水) ただいま帰りました。
2001年11月06日(火) 王子様は白馬に乗って。

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