白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2010年08月15日(日) お盆参り。お寺詣り。

お盆休み2日目と4日目は、それぞれお墓参りとお寺詣りに行ってきた。2日目は義母と夫方のお墓へ。4日目は実家の母と父の遺骨を納めているお寺へ。(実家には父の遺言でお墓は無い)

子供の頃、お盆休みにお墓へ連れて行かれるのは面倒くさいと思っていた。車で行くのだけれど道は混んでいるし、暑いし。行ったところで楽しいことなんて1つも無いし。両親は特別に喫茶店でジュースなど飲ませてくれたりしたけれど、田舎の喫茶店に洒落たメニューなどあるはずもなく、たいして美味しくもないジュースを黙々と啜った覚えがある。

そんな私が率先してお墓参りやお寺詣りに行こうって言うのだから人生って不思議なものだ。義母も実家の母も私達夫婦が「一緒に行こう」と言わない限り、連れて行って欲しいとは言ってこない。自力で行くか、もしくは「行かない」という選択肢を選んでしまう人達だ。

私と夫の意識が変わったのは娘が生まれてからのこと。夫方のお墓へは、何かの折に行っていたのだけれど、実家の父の遺骨のあるお寺へ行ったのは娘が生まれた初めてのお盆だった。それ以降、続けてお参りに行っている。突然、先祖を敬う気持ちが生まれた……と言うよりも、むしろ「お盆はお墓やお寺にお参りへ行く」ってことを娘に見せておきたいという気持ちが強い。人の親になるって、こういうことなのかなぁ。

お墓参りに行って面白かったこと。

昼食に回転寿司へ行ったのだけど義母と回転寿司に行くのは人生で2回目(1回目は地域の行事で行ったらしい)だったそうで、ものすごく喜んでくれた。「これ1個100円なの? えっ、ひと皿で100円! 安いねぇ」などと感心しながら、流れてくるお寿司を堪能していた。ものすごく楽しかったらしく「毎年、お盆のお昼は回転寿司にすることにしましょう」と言っていた。ささやかながら楽しいひと時だった。

今日はお盆休み最終日。夫と娘はお風呂プールで遊んでいる。出てきたらお出掛けするつもり。取り立てて遠出はしなかったけれど、地味に楽しいお盆休みだった。もうちよっとマメに日記が書けたら良かったのだけど。まぁ、これもお盆らしいと言えなくもなく。明日から普通の日々が戻ってくる。今日は心おきなくお休みを楽しもう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2007年08月15日(水) 外からの風
2005年08月15日(月) 珈琲を立てる幸せ。
2004年08月15日(日) お化け屋敷へ行く。
2003年08月15日(金) 初盆のお参り。
2002年08月15日(木) 『ベント 堕ちた饗宴』を観たりして。

白蓮 |MAILHP