白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2010年08月13日(金) 昔ながらのお風呂屋さん

お盆休み初日の11日は夕食後、銭湯へ行ってきた。

日中はホームセンターへ買い物へ。分別ごみ箱のフタが壊れてしまったので部品を買いに。ついでに少し足を伸ばしてサッカーの練習場へ練習を見に行ったりした。暑いながらも「まだ頑張れる」感じの暑さだった。

そして夕方。早めの夕食を済ませて駅の向こうにある銭湯へ。銭湯へ行こうと思ったのは毎度ながら娘のリクエストによるもの。夏休みは温泉だの健康ランドだののCMが激しいので「私も大きいお風呂に行ってみたい」と。健康ランドに連れて行っても良かったのだけど、混雑が確定している中に飛び込んでいく勇気が無かったので、地元の銭湯でお茶を濁すことにしたのだ。

私達が言ったのは今どきの「スーパー銭湯」ではなく、昔ながらのお風呂やさんだった。年配のご夫婦が経営しているらしい。私は娘と一緒に入る気満々だったのに、娘は「お父さんと一緒に入る!」と男湯に行ってしまった。ちょっと寂しかった。

浴場は空いていて年配の人が2〜3人いるだけだった。ものすごく懐かしい感じのお風呂屋さん。洗面器に「牛乳石鹸」と書いてあったり、鏡の下の方に広告があったり。天井が高いせいか、なんとも言えない開放感があった。のんびりと湯に浸かり、身体を洗った。水風呂、電気風呂、バスクリン風呂。そして普通の風呂。あまり頑張っていない感じが良い。人が少なくてのんびり出来たのは良かったけれど「これで営業成り立つのかな?」と少し心配になったりもした。

お風呂から出て待合室で休憩。私が子供の頃に行ったお風呂屋さんは、休憩する場所も男女別だったけれど、休憩室は男女共用だった。しばらくすると娘と夫が嬉しそうにやってきた。お風呂上がりには牛乳をグイッっと飲みたいところなのだけど、生憎と牛乳は売り切れていた。あまり本数を仕入れていないのかも知れない。仕方が無いので「みかん水」を飲むことに。夫はラムネ。瓶に入った飲み物は紙パックやペットボトルに入っている物よりも美味しく感じるかに不思議だ。

そんなこんなでお盆初日は地味ながらも、のんびりと良い休日だった。ちょっとした特別感を味わいに、また銭湯に行きたいなぁ……と思う。娘にも「お風呂屋さん」の楽しさが伝わっていたら嬉しい。楽しい時間だったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
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2004年08月13日(金) 愛すべきヲタク達。
2003年08月13日(水) オオザッパー
2002年08月13日(火) 仏の愛も金しだい?

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