友人の家へ遊びに行った。今日は「第2回昼酒を飲む会」。大きめの鞄に、誕生日に貰った白ワインと、昨日図書館で借りてきた川上弘美のエッセイを入れて出発。
途中、百貨店で桃を買った。
手土産に、なぜ桃を選んだかと言うと、私が欲しい物を選んだ…とうシンプルな理由から。スーパーで並んでいる廉価品ではなく、少し良い桃。自分では、ちょっと手が出ない…ってところがポイント。2家族分の桃を包んでもらったら、えらい大荷物になってしまった。まるで孫の土産を山程抱えて田舎から出て来たおばあちゃんのようで、大荷物ゆえ最寄り駅からバスに乗るのをあきらめてタクシーに乗ってしまった。ケーキか和菓子にした方がスマートで良かったかも…と少しだけ後悔した。
手土産にしろ、贈り物にしろ、「相手にしてあげる」という大義名分はあるけれど、実は自己満足の結晶なんぢゃないかなぁ……と思う。他の人はどうだか知らないけれど、私の場合は間違いなく。よほど相手の好みを知っていて贈ることもあるけれど、たいていは「私が好きなもの・シュチュエーション」を強引に贈りつけているに過ぎないのだ。なので、相手の好みを外していることもあるだろうと思われるのだが、そのスタンスは崩せなくて、プレゼント1つとっても、カードや手紙1通にしても、自分ありきになってしまう。今日の桃も、そんな感じ。
パンとチーズとワイン。手料理が数皿。あれこれ喋りながら、美味しく戴いた。食事の後はゲームをしたり、友人が持参した「ポップコーン製造機」で作ったポップコーンを食べたり。塩加減を間違ったポップコーンは恐ろしく塩辛くて、今までの人生で最高にマズイポップコーンだった。が、楽しかったし、きっと後々まで忘れない記憶になるだろうと思う。
有意義なことは、何一つしなかったが、良い時間を過ごさせてもらった。
こんな風に時間を過ごせる友人がいるのは本当にありがたい。また、こんな時間がもてるといいなちぁ……と思いつつ帰路についた。今日は盆休み2日目。まだ4日も休めるのかと思うと幸せでならない。明日も楽しく過ごしたいものだ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。