白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2010年08月02日(月) イラッとすること。

この土日は思いっきり夏を満喫した。土曜日はプール。日曜日はPLの花火大会。

土曜日はプールへ行く予定は無かったのだけど、朝のニュースに映ったプールの映像を見た娘が「お父さん、お仕事お休みの時、プール行くって言ってた!」と、突然盛り上がってしまったので、急遽プールに行くことに。高性能の日焼け止めを用意していなかったので市営の室内プールへ。子供用のプールで娘を遊ばせつつ、夫と交代で本気モードの水泳など。5年ぶりで泳いだのだけど、25メートルプールで片道はいっきに泳げたものの、折り返してからはいっきに泳ぐことが出来なかった。独身時代、腰痛対策のためにプールに通っていた時はビチビチ泳いでいたのに情けない事だ。一方、娘は初めてのプールだったにも関わらず、アッと言う間に水に慣れ、゛補助具を付け、水泳のまねごとのようなことをしていた。

日曜日は昨年も利用した「地元花火観覧スポット」で花火観賞。PLの花火は近くまで行くと、恐ろしい人出なのだけど、自転車圏内でのんびり観られるのがありがたい。ご近所の2家族と一緒だったので娘はやたら張り切っていた。いつもは7時就寝の娘も、この日ばかりは特別に夜更かし。PLの花火は年を追うごとに地味になっていると噂されるけれど、それでも充分美しかった。花火って「これぞ夏の娯楽!」って感じがとても良い。

話は変わるけれど、子供を虐待死させたニュースを見るだひに、イラッとする。最初は「虐待死」の事実だけが報道されるのだけど、数日もすると虐待した親の背景が報道される。「子供の頃に恵まれた環境ではなかった」とか「孤独な育児だった」とか。犯罪の起こった背景を調べて報道するのは今後の犯罪を阻止するためにも重要だとは思うけれど、私はいつも思うのだ。

「可愛そうな環境にある人間なら悪いことをしても良いのか?」と。

これは虐待だけでなく他の犯罪でも言えること。残虐な殺人やイジメなどでも、何かと「精神鑑定」を持ちだしたり、不幸な背景をピックアップしたり。どんな不幸な状況にあっても、悪いことをする人はするし、しない人はしない。世の中の大抵の人達は、大変なことがあってもコツコツ真面目に生きている。犯罪を犯すに至った理由を読まされるたびに「で、だから何?」と冷たい気持ちにさせられる。

私は、まっとうな人が報われる世の中であって欲しいと思う。犯罪者に優しい…だなんて、とんでもないことだ。

かく言う私も決して立派な人間ではないし、これから先、道を踏み外さないとも言い切れない。罪を犯した人を責める資格は無いのかも知れないけれど、それでも犯罪者に対して優しい気持ちは持てないのだ。最近「悪いことはしてはいけない」という単純な図式が崩れてきているような気がしてならない。なんだかなぁ……と思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2009年08月02日(日) はじめての花火大会
2005年08月02日(火) エリーゼのために
2004年08月02日(月) 居留守。
2003年08月02日(土) なま・じゅう♪
2002年08月02日(金) なだめすかして今日も書く。

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