白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2010年08月03日(火) あずきバー

今日はものすごく久しぶり(たぶん10年ぶりくらい)に井村屋のあずきバーを食べた。子供の頃は好きじゃなかったのだけど、食べてみると存外美味しかった。

あずきバーを買ったのは娘が食べたいと言ったから。たいていの子どもがそうであるように、娘も好奇心旺盛。絵本やテレビに影響されやすく、すぐに自分もやってみたくなる。「海に行きたい」「プールに行きたい」「ケンタッキー食べてみたい」「魚釣りして魚を食べたい」「自分でおにぎり作ってみたい」「井村屋のあずきバー食べてみたい」よくもまぁ、次々と色々なことを思いつくものだと感心する。

娘はあずきバー初体験。棒についたタイプのアイスクリーム自体、初めての経験だったので、いたくご満悦だった。娘は食べるのが遅いので、半分も食べられたら良い方だろう……と思っていたのだけれど、ファミリーパックサイズのあずきバーを8割くらいは食べていた。そう言えば、あずきバーってカチコチに凍っていて、溶ける速度がゆっくりだったっけか。

日中はプール2セット。(午前&午後)。今週末は海へ行く。娘と暮らしていると否応なしに季節を感じさせられる。成人してから子供を産むまで、夏と言えば「コミケ」って感じだったのになぁ。自らの変貌ぶりに驚かされる。

本だったか、新聞だったかで読んだのだけど「子は母(養育者)の時間を食い潰して大きくなる。人間が成長するには、1人の人間の生活を捧げなければならず、そしてその営みは延々と循環し続けている」と言うような内容の文章を、ふと思い出してしまった。私も、そしてたぶんこれを読んでくれている誰かも、自分を育ててくれた人の時間やエネルギーを食い潰して育ってきたのだろう。人間が成長するって、なんと業の深いことだろうなぁ。それと同時に、なんと眩いことだろう。

娘や娘の遊び友達を眺めていると、あまりの眩しさにクラクラすることがある。そのエネルギー、ちょっと分けてはくれまいか?

毎日、娘に振り回されっぱなしなのだけど、楽しくてたまらない。もしかしたら私は人生で一番楽しい時間を過ごしているのかも知れないなぁ……と思うことさえある。

……しんどいけどね。

明日はプールはお休みして、図書館等の室内でお茶を濁してしまおうかと計画中。ちょっと小休止を入れていかないと、こっちが参ってしまいそうだ。明日もボチボチ頑張ろう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
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2003年08月03日(日) 子供メニュー。
2002年08月03日(土) 鳥の糞が……

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