2010年7月。我が家の片隅でダンゴムシが一大帝国を築いていた。ちょっとショックだ。
我が家では今年の梅雨頃からダンゴムシを飼育している。オーナーは娘で、私は世話係。3匹のダンゴムシからスタートした。その後、娘の友達が2匹追加してくれて、我が家は5匹のダンゴムシと寝起きを共にしていた。ダンゴムシは乾燥に弱ので、まめに霧吹きで水を散布したり、たまにキャベツの葉っぱを千切って入れたりしていたのだけど……ふと気が付くと、ダンゴムシ達はオーナーや世話係にひと言の断りもなく、家族を増やしていたのだ。
ここ数日「なんだか胡麻みたいな虫がワラワラしてるけれど、どうしたものかなぁ……」と気になっていたのだけれど、今朝、じっくり観察してみるとそれはダンゴムシの赤ちゃんだった。小さいながらも、ちゃんとダンゴムシの形をしている。どうやら、私の知らない間に繁殖活動が行われていたらしい。そして2匹のダンゴムシがあの世へ旅立っていた。死因は分からないけれど、たった1日で見事に干からびていた。もしかしたら子供達の親なのかも知れない。
娘は「赤ちゃん一杯!」と喜んでいるけれど、私はあまり嬉しくない。今はまだ胡麻つぶくらいの大きさだから良いけれど、成長したら今のダンゴムシケースでは対応出来ない。ダンゴムシ帝国のためにケースを買い替える義理は無いので、赤ちゃんダンゴムシがある程度育ったら、公園に放そうと思っている。
虫の生命力って凄まじいなぁ。こんなに暑くても家族を増やしちゃうんだから。
昨日に引き続き、今日も涼しくて助かった。生き返った気がする。郵便局に出掛けた以外は1日家にいたので、娘はちょっと物足りなさそうだったけれど、私はありがたかった。たまには娘と2人でのんびり家で過ごすのも悪くない。工作をしたり、小麦粘土で遊んだりして地味に過ごした。
明日はまた暑さが戻ってくるとのこと。2日ぶりだしビニールプールに水を張らねばならないだろうなぁ。ダンゴムシケースに霧吹きで水を散布するのを忘れないようにしなくては。ダンゴムシとは言え、小さい子供が死ぬのは見たくない。明日からまた暑いなんてなぁ……この2日間の涼しさが惜しまれてならない。愚痴っても涼しくはないらないので頑張っていこう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。