昨日は同僚のTさんが、会社に置き去りにした私物を持って来てくれた。
わざわざ持ってきてもらうのだけでも恐縮なのに、この暑い中、百貨店でお昼に食べるお弁当とデザートまで携えて、大荷物で来てくれたのには感謝の一言に尽きる。
3人(Tさん、夫、私)で夫お昼を戴きながら互いに近況報告など。私の方は取り立てて大した話も無かったのだけど、職場は切ない事になっていた。
以前、職場で取返しのつかない大きなトラブルがあり、いずれ厳しいペナルティが課せられるだろうと思っていたが、ペナルティは予想通り厳しいものだったのだ。
この秋、私のいた部署は空中分解を余儀無くされる事となった。無くなる…と言うと大袈裟だが、大規模な縮小が行われる。社員さん達は他部署に移ったり、地方に飛ばされたりするとの事。
過労死ギリギリまで働いてた結果がこれかと思うと残念でならない。金曜日、上司に電話した時、やけに声が沈んでいたなぁ…と気になっていたのだけど、そんな事になっていたとは。
食事の後は夫が席を外してくれたので、Tさんも愚痴が言いやすかったらしく、あれこれ大変な話を聞いた。何かと辛い時期に、女性が2人同時に抜けてしまったために、愚痴を言う相手もおらず、かなりストレスが溜まっているようだった。
Tさんには「あまり頑張らないようにね」としか言えなかった。
3年近く働いて、大好きだった職場なのに、私自身、挨拶もしないまま辞めてしまった上に、職場自体大変な事になってしまって、やり切れなさで一杯だ。しかし、過去には戻れないのなら、いまを悔やむよりも、今まで充実した時間が送れた事を感謝すべきなのだろう。
共に働いた仲間達に感謝すると同時に、彼らが少しでも良い方向に進める事を祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。