白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2010年06月04日(金) 空豆と青梅

今年は春らしさを満喫しないうちに夏の気配が迫っている。

ほんの少し前ので寒くて震えていたのに今は半袖でも暑いくらい。そして気が付けば八百屋には空豆だの青梅だのが並んでいる。空豆って季節の野菜にしては高めなので、そう何度も買わないのだけれど、年に1度くらいは食べたいと思ってしまう。娘は大豆や黒豆は大好きなくせに、青い豆(キヌサヤやエンドウ豆)はあまり好きじゃないらしい。離乳食時期は喜んで食べていたのだけれど、成長するにつれ味の好みが変わったようだ。「じゃあ、空豆はどうだろう?」と思い立ち、八百屋の店先に並んだ、ひと籠200円の空豆を買ってみた。

空豆を鞘から出す作業は娘にも手伝ってもらった。空豆の鞘は少し硬いので、娘には鞘を開けた状態の物を渡して、中の豆を取りだしてもらった。娘は「ソラマメくんベッドで寝んねしてる」「お昼寝大好きソラマメくん」と言いながら喜んでお手伝いしてくれた。

空豆は塩茹でにして何もしないまま食卓に並べた。初物だし、あまり手をかけない状態で食べた方が良いかな……と。

青い系の豆があまり好きじゃない娘は、どうしたものか空豆はお気に召したようで喜んで食べていた。空豆の何が気に入ったのかは謎のままだ。エンドウ豆だってお手伝いをしてもらって食べるので「お手伝いが楽しかったから」だけの理由では無いと思うのだけど。娘が喜んで食べてくれるなら今年は意識して空豆を食卓に乗せようと思う。

今週は梅酒も張り切って漬けてみた。

結婚して梅酒を漬けるのは3回目。娘が生まれてからは初めてのこと。実家から譲ってもらった大きな梅酒瓶で漬けるので2キロ分の梅を漬けた。梅を洗って、爪楊枝で穴を開ける作業は娘にも手伝ってもらった。「18年後には娘と一緒に梅酒が飲めるのだなぁ……」なんて事を、ふと思った。18年なんて、あまりにも先のこと過ぎて、いまいちピンとこないのだけど、通り過ぎてしまえば一瞬のことなのかも知れないなぁ。

そんなこんなで今週は何気に夏の気配を感じる1週間だった。もっとも、夏の前に梅雨がやって来るのだけれど。梅雨に突入するまでに青空を満喫しておかねばなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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