最近、家の中に「ゴミだかなんだか分からない物」が増殖して困っている。
外遊びが大好きな娘は出掛けるたびに色々な物を家に持ち帰ってくる。「石・棒・葉っぱ」は娘の3大コレクション。大量に持って帰った時や、家に入れるのに抵抗を覚えるほど汚い物は「玄関に置いておこうね」となるのだけれど、なんでもかんでも「駄目・駄目」では可哀そうなので、多少の事には目を瞑っている。葉っぱなどは娘がままごとの最中にちぎったりすると秘密裏に処理しているし、棒も折れたら(断面が危ないので)娘が寝た後で闇に葬っている。
しかし厄介なのは石。
特に娘にリクエストされて顔を描いた石を捨てる訳にはいかないのだ。石に顔を描くのは今にはじまった事では無いのだけれど、最近コレクション熱が高まっているらしく増殖スピードが増している。
娘はそれぞれの石に愛着を持っているらしく、顔を描いた石は「石くん」と呼ばれていて、それぞれ「つるつる石くん」「長靴みたいな石くん」「赤ちゃん石くん」「お父さん石くん」と言う具合に名前が付けられている。万が一行方不明になったりした日には捜索隊を結成して探さなければならないので、捨てるだなんてトンデモナイことなのだ。
娘の宝物は拾ってきた物以外にも「自分(もしくは私)が作った物」もあるので、遊びまくった末にボロボロになってセロテープで補強した微妙な工作物も、やたらと多い。これらはどうしようもなく壊れてしまったりした時に娘の同意があれば捨てるのだけど、そうでもなければ捨てられない。
……そんなこんなで、我が家のお洒落度は日に日に低下している。
もともとお洒落な家では無かったのだけど、娘が2歳を越えてからはゴチャゴチャ度がさらに増してきた。小さい子供がいるお宅って、どんな風に家の中を片付けているのかなぁ……。「子供が小さいから片付かない」なんて言い訳はしたくないのだけれど、なかなか手がまわらないのが現状だ。「もうちょっとマシな感じに片付けたい」と言う気持ちと「娘の世界を大切にしたい」と言う気持ちがせめぎ合う今日この頃。何か上手い方法は無いものかなぁ…などと思案しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
日々、増殖する「石くん」達。顔を描くのは「ものすごく気に入った石」だけで、顔の無い石はもっとたくさんあります。