白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2010年04月21日(水) 子離れの難しさ。

今日、市が主催している単発の幼児教室に行ったら、顔見知りのお母さんから「一緒に幼稚園見学に行こう!」誘われて、その場の勢いだけでOKしてしまった。いずれ、行かねばならないのだし連れがいても問題は無いのだけれど、ああいう物は単独で行くものだと思い込んでいたので面食らってしまった。

顔見知りのお母さん(以下Kさん)から「白蓮さんは、どんな幼稚園がいいの? どこか見学に行った?」と、質問されたのだけど「……いや。あまり頑張ってない感じのところがいいかな…と。まだ、どこも見に行っていなくて」と、モゴモゴ。Kさんは「お弁当が少なくて給食が多いってところだけは譲れないから!」とのこと。私はむしろ幼稚園弁当に憧れていたので「へぇ。そんな人もいるんだ」と新鮮だった。しかし私の住んでいる地域の私立幼稚園は手作りお弁当は週1回程度のところが多いとのこと。ちまたではキャラ弁とかが流行っていて、幼稚園児の母親はお弁当作りに命懸けになっているのかと思っていたので、軽く拍子抜けしてしまった。

娘はこの秋、3歳になる。私の住んでいる市の公立幼稚園は2年保育なので、私立幼稚園の3年保育、または来春から保育所の入園を考えている。本当のところ、もう少し娘とのんびり過ごしたい気持ちもあるのだけれど、近くに同世代の友達が少ないので3年保育を決断した。娘は活発な子で「公園に行っても誰もいない」という状態だと物足りないようなのだ。

来年から娘とベッタリ一緒にいられないのかと思うと寂しくてならない。

最近、子供が親離れするよりも、親が子離れする方が難しいんじゃないかなぁ……と思うようになった。娘は今でこそ私にベッタリだけど、いざ集団生活に入ったら、私の感傷とは無関係にアッサリ溶け込んでしまうだろう。娘は可愛くてたまらないけれど、娘を愛情で縛り付けるような親にはなりたくない。「良い親」になりたいとまでは言わないけれど「まぁまぁの親」くらいにはなりたいと思う。

幼稚園にしても保育所にしても、そろそろ本腰を入れて調べなくては。私としては、のびのびと遊ばせてくれるだけで充分なのだけど、私立の幼稚園も保育所も、鼓笛隊だの幼児英才教育だの頑張り過ぎているところが多いのが悩みどころ。

そんなこんなで私と娘がベッタリひっついて過ごすのも、あと1年を切ってしまった。娘が成長してから後悔しないよう、今のうちにしっかり抱きしめて、全力で遊んでおきたいと思う。そして春から娘が通う場所探しの方も頑張っていこう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2009年04月21日(火) はじめての仲人
2008年04月21日(月) 懐かしい人達
2007年04月21日(土) 花水木
2006年04月21日(金) スペイン道中【バルセロナ前半〜ガウディとピカソ】
2005年04月21日(木) こう見えて。あるいは、どう見ても。
2003年04月21日(月) 逝く春
2002年04月21日(日) 真面目を恥じちゃいけないよ♪

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