はじめて仲人をすることになった。結婚式の高砂に座るような「頼まれ仲人」ではなくて、お見合いのお世話をする方の仲人。私と夫は結婚して4年目を迎えたばかりの未熟な夫婦ではあるけれど、全力を尽くしたい所存。
私の元同僚のT嬢と、実家の母の友達の息子さんの縁談が持ち上がり、先日「釣書」を交換した。双方の釣書を見た私と夫は「こりゃ、お見合いまで持ってくのは無理じゃないかな」と思った。と言うのも、女性側はキッチリした形での釣書だったのに、男性側は思っていた以上に略式で、しかも「もっとマシな写真は無かったのか?」としか思えないような写真だったのだ。
身贔屓を抜きにしても「この男性に、T嬢は勿体ない」と思ってしまった。
実際、釣書を交換してから返事を貰うまでは時間がかかった。T嬢はかなり迷った末、ものすごく正直な返事をしてくれた。「正直、苦手なタイプです。あまり良い印象は受けなかったのですが、会ってみなければ分からないとも思うので、とりあえず会ってみたいです。印象が悪いのに会うなんて失礼ですか?」と。
私は「会ってみないと分からない」というT嬢の考えに賛同した。実は私。夫と出会うまでに何度かお見合いをしているのだけれど、釣書の印象ってあまりアテにはならないってことを経験しているのだ。なので「とりあえず会ってみよう」というT嬢の選択は賢明だと思う。
そんなこんなでトントン拍子(?)に話が進み、来週「お見合い」することになった。話が上手くまとまるにしても、まとまらないにしても「真剣に結婚したい」と思っている人達なのだから、それに向かって努力するのは良いことだと思う。そして、そのお手伝いを出来るのは光栄なことだ。
今週は夫が出張なのだけど、そんなこんなで電話だのメールだのと、けっこうバタバタしている。「バタバタしている」と言っても、家族の病気とかではなく、こういうバタバタは嬉しいものだ。未熟ながらも、誠意を持って仲人をつとめたい……って事で、今日の日記はこれてにオシマイ。