私は生まれてからこのかたスポーツに興味を持たずに生きてきたので、オリンピックやワールドカップがある期間は疎外感のような、なんとも言い難い居心地の悪さを感じる。
運動神経が皆無だったのに加えて、スポーツを制限されていた時期もあり、学校の体育(学校の体育も筆記試験で辛うじてどうにか乗り切っていた)以外のスポーツには触れたことが無い。運動が苦手でもスポーツ観戦が好きな人も多いが、私はプレイするのも観るのも興味が無い。夫がサッカー好きなので、サッカーだけは多少観るようになったけれど、サッカーでさえ「むしろ会場に行って応援するのは好きなんだけど…」と思っている。
正直なところ、世の中の話題がスポーツ一色になってくると、居心地は悪いし、なにげにツマラナイ。
そんな中、夫と娘はオリンピックに夢中。
娘は2歳4ヶ月になったばかり。日中、テレビを付けっぱなしにする事は無いのだけれど、それでもニュース番組などを付けていてスポーツニュースが始まると娘はいつも大興奮。娘は私に似ず体育会系女子で、どうやら運動神経には恵まれているらしい。そのせいかどうかは分からないけれど、娘はスポーツ全般に興味があり、相撲も野球もサッカーも大好き。オリンピックで行われる、スキーやスケートなども面白いと思っているようだ。
世の中がオリンピックに沸く中、私は娘が寝た後でボソボソと娘の玩具を作ったりしている。娘がお人形のベッドを欲しがっていて、買ってやれば良いのだけれど1つ作ってみるかな…と。買ってやれなくもないし、娘的には「おばあちゃんにおねだり」なんて手段もあるだろうけれど親としては「なんでも買ってもらえる」と思ってほしくないのだ。しかし、お人形のベッドは「お世話ブーム」が到来中の娘には必要な玩具だと思うので、不器用ながら手作りなど。ままごとケーキを作った時のように、毎日少しずつすすめていこうと思っている。
しばらくは世の中はオリンピック一色なのだろうけれど、私は冬眠中の虫のようにモゾモゾと縮こまって過ごすとしよう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。