白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年02月16日(日) パチ・デビュー。

今日、私は生まれて初めてパチンコ屋へ足を踏み入れた。

パチンコ好きの同僚の話を聞いていたらば
1度くらいは行ってみなきゃなぁ……と思っていたらば
どうしたものか、乙女な母も愚弟も「行ってみたい」と言うので
雨の日曜日。親子3人連れ立ってパチンコへ出かけた。
家族総出でパチンコへ行くだなんて、人として駄目っぽいけど
まぁ、それは気にしない方向で。

行ってみたはいいものの、イマイチやりかたがよく分からない。
同僚の話を思い出しつつ、パチンコ台に1000円札を投入。
銀色の玉がジャラジャラと出てきた。
訳がわからないまま、ハンドルのようなものを回していたらば
「リーチ」ってことになったのだが、あれは絵柄が揃わないと駄目みたい。
アッと言う間に1000円分のパチンコ玉は
パチンコ台の向こうに吸い込まれていった。

あんまり、よく分からなかったので、もう1000円を投入。
今度は、ちょびっとだけ理屈が分かってきたのだが
だからって、イマイチ面白いとも思えないままパチンコ玉が無くなった。
続けて、もう1000円。
……暇である。台をボーッと見ているだけで、何もすることがない。
TVにも似ているようだが、自ら技を駆使できる訳でもなく
新しいドラマが生まれる訳でもなく……ただひたすらに暇だった。

もしかしたら私はパチンコって娯楽には向かない人間なのかも知れない。
ジャラジャラ玉が出てきたら、面白いと思えるのかも知れないけれど。
やはり最初は「パチンコ好き」と一緒に行かなきゃ駄目なのだろうか?
パチンコデビューして30分もたたないうちに
私はパチンコから引退することを決めていた。
残念なことに、乙女な母も、愚弟もパチンコの素質は無かったようで
3人そろって、早々にパチンコ屋から撤退するに至った。

私には向かない遊びだったが、観察してみて思ったことを少し。
パチンコは音と光の刺激でトランス状態になるんぢゃないか……とか。
私は「することが無くて暇」って思ってしまったけれど
「ボーッ」となにかしたい時には、いいかも知れない……とか。
パチンコ屋さんって、儲かってそうでいいなぁ……とか。
パチンコ屋さんの店員さんって、よく気の利く働き者だなぁ……とか。

たぶん、私は2度とパチンコをしないと思うのだけれど
1度体験してみて、なんとなく満足してしまった。
今日は、それなりに有意義な1日だったと思う。
生まれて初めてのパチンコ体験談を書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2002年02月16日(土) 「激しいボタン」があればいいのに…1票の重さに思うこと。

白蓮 |MAILHP