白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2010年01月19日(火) 身体が資本!

今回の風邪騒動では今更だけど「人間って身体が資本だなぁ」って事を改めて思い知らされた。

大人チームは熱の出ないタイプの風邪で、なんとなく休み辛い気分になってしまって、それが余計に風邪を長引かせてしまったのだと思う。娘の風邪が最盛期の時は、夜、咳で眠れない娘の相手と格闘し、日中はグズグズする娘の相手と家事。その上自分も風邪となると「あ…私、弱ってる」って感覚が自分でも分かった。しかし小さい子供を抱えていると休むと言っても限度があって、手を抜けるとこは抜いたとしても、絶対しなければいけない用事が出てきてしまう。

そんなこんなで体調不良を胡麻化しながら暮らしていたら、突然の下腹部痛。子宮と卵巣が炎症を起こして痛い目にあった。身体が弱っていると、普段なら平気なことでもドカンとダメージになって押し寄せてくる。

そんな中、夫の仕事が落ち着いていて、買い物や家事など随分手伝ってもらえたのはラッキーだった。そして実家の弟もこれまた仕事が落ち着いていて平日休みの時などに買い物を頼んだり出来たので、なんとか乗り切ることが出来た。

今回はそんなこんなで手助けがあったので乗り切れたのだけど、小さい子供を抱えつつ孤軍奮闘で家事育児をしているお母さん達はどんなに大変だろうと、つくづく思った。

実際のところ私は実家の近くに住んでいるけれど、正直、実母は頼りに出来ない(むしろこちらが手助けしなければならない)。なので、もし夫や弟が繁忙期だったら、熱があろうがなんだろうが、自分でどうにかしなければならないのだ。そりゃぁ、そうなったらデリバリーだの、ネットスーパーなんかをフル活用して、場合によってはご近所の仲良しな応援をお願いしたりして、なんとかするのだろうけれど、病気の時ばかりは「ちょっと手助けがあったらなぁ」と思わずにはいられない。

私の住んでいる市も育児サポートのようなことはしているけれど、登録制でしかも予約が必要なので「いますぐ」ってことには応じてもらえない。一時保育と言っても、病児を預ける訳にもいかないし、そもそも自分が動けない時にはどうにもならないし。こういう時に手助けになるサービスがあったら利用するのになぁ……なんてことを思ったりした。もっとも、介護サービスでさえままならないようでは、育児サポートなんてなかなか無理だろうけれど。

けっきょくのところ、世知辛いようだけど「身体が資本」であり「自分の家族は自分で守れ」ってことなのだと思う。

……とは言うものの、現実はなかなかそうはいかない。相田みつを風に言うなら「病気だってするさ。人間だもの」だ。どこのご家庭も、こういう事態をどうにかこうにか乗り切ってきておられるのだろうなぁ。トラブルに負けない柔軟性と強さを養っておかねばなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ、


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【同月同日の過去日記】
2006年01月19日(木) しろあんのおまんじゅう
2005年01月19日(水) 縮小化。
2004年01月19日(月) ヲタクの花道
2003年01月19日(日) 結婚式の引き出物。
2002年01月19日(土) それでも無理しちゃう人。

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