娘、2歳2ヶ月。ちょっと早過ぎるかも知れないけれど、台所で刃物を持たせてみた。
以前から娘が台所仕事をしたいと言う時は極力手伝ってもらうようにしている。ハイザーからお米を出したり、お米を洗ってもらったり。卵(ヒビを入れてから渡す)を割ってもらったり、泡だて器で卵や小麦粉を混ぜてもらったり、野菜を洗ってもらったり。
包丁仕事については大きな包丁を一緒に持って野菜を切らせたりはしていたのだけど、いつまでも「お母さんに手を添えてもらって」では楽しくなかろう……と言うことで、果物ナイフを渡して1人で野菜を切ってもらった。大根だの白菜だのを薄く切った物を渡して「これを切ってね」と。娘は流石に四苦八苦。横で持ち方から野菜の押さえ方などを教えながらだったけれど、娘は時間をかけてどうにかこうにか野菜を切断。娘の切った野菜は大袈裟な賞賛と共に鍋に入れられた。
娘はおままごとではなく、本物の刃物で野菜を切ったのが嬉しかったらしく食事の時も「ちっちゃい包丁 大根 切った」と喋っていた。しばらくは果物ナイフでも事足りそうだけど、そろそろ子供用の包丁を買おうかなぁ…と思案中。遊びの延長上ではあるけれど、おままごととは区別したいので、出来ればキャラクター物ではなく、本物に近い物が欲しいのだけどなぁ。娘はサンタさんからは野球のパットが欲しいそうだ。娘の希望は大切にしてやりたいので、包丁は別の形でのプレゼントを考えてみよう。
娘と一緒に台所に立つのはかえって手間が掛かるのだけど、とても楽しい。母親の自己満足なのだけど「娘と一緒に台所仕事」ってシュチュエーションは母親のロマンが詰まっているのだ。父親が「息子とキャッチボール」にロマンを感じるのと同レベルの親馬鹿的お楽しみ。
……なんて事を書いていると「娘との生活は毎日が楽しくてバラ色」のように思えるけれど、なかなかそうもいかない。娘もいっぱしに「いやいや」を主張するようになり、自分の意思を通そうと泣き転がることもしょっちゅう。叱らねばならない場面も多くなってきて、日々の生活は楽しいだけではないのだけれど、だからこそ余計に「楽しい事」や「嬉しい事」が際立ってくるのかも知れない。
今週からグッっと寒くなってくるとのこと。クリスマス、お正月も控えているのだし、体調を崩さないよう気をつけなくては。今夜は暖かくして寝よう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。