白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2009年10月09日(金) 娘に願うこと。

娘は明後日2歳のお誕生日を迎える。

明日はお昼間に両方のおばあちゃんを招いてのお誕生日会をする予定。お誕生日会と言っても娘の好きな食べ物(鳥の唐揚、小芋の煮物等)にお赤飯とケーキを並べる程度。お赤飯は家で炊くのだけれど娘が食べてくれるかどうかは微妙なところ。何しろ昨年はまだ離乳食を食べていて、娘がお赤飯を食べるのは明日が生まれて初めて。白いご飯も用意しておかなくちゃなぁ。

今日は公園でとても嬉しいことがあった。

娘が動物の形をした遊具で遊んでいたら娘より小さな女の子(1歳2ヶ月)がやってきて乗りたそうな顔をした。「順番してあげたら?」と言ってみたものの、娘もまだ乗ったばかりだったので「いや!」と拒否。まぁ、それもそうだろう……と思ったので違う提案をしてみた。「AちゃんはY(娘の名前)より小さい赤ちゃんだから、順番とか分からないの。だから順番して代わらなくてもいいから一緒に乗せてあげようか?」きっと拒否されるだろうと思っていたのだけれど以外にも「はい」と素直な返事が返ってきた。なので、娘の後ろにAちゃんを乗せてみたところ、娘は私が思っていなかった行動に出たのだ。

娘はAちゃんの首を抱くようにして手を回すと、頬ずりをしてAちゃんの頭を撫でたのだ。そして仲良く2人で遊びはじめた。

娘には「Yより小さなお友達や赤ちゃんには優しくしようね」と事あるごとに言い聞かせてきたけれど、あんな事が出来るとは思ってもみなかった。娘の行動は私が娘にしているのと同じだったので、娘が優しい子…と言うよりは、むしろ「ごっこ遊び」の延長のようなものなのだとは思うけれど、それでも親としては小さい子を邪険にしたりしなかったって事だけでも嬉しかった。もう少し前の娘なら、一緒に乗ろうという提案も泣いて拒否していただろう。

娘には雑草のように強い心と、自分よりも弱い立場の人をいたわる優しい心を持った人に成長して欲しいと思う。親としては生き辛い世の中を逞しく生き抜く強さを願うのだけど、それと同時に自分に恥じない生き方をする人…優しい人であって欲しいと願わずにはいられない。

2歳のお誕生日を前にして、娘の成長の一端を垣間見ることが出来て今日は本当に嬉しかった。これからも健やかに成長して欲しいものだ。そして……私はそろそろPCの電源を落として明日の仕込みをしなくては。明日は楽しい1日にしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2008年10月09日(木) 丸7年
2007年10月09日(火) 待つのも仕事
2006年10月09日(月) こたつ登場
2005年10月09日(日) くん・くん・くん
2004年10月09日(土) とりあえず1週間。
2003年10月09日(木) 甲殻類が好きだ。
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