友人達に秋の挨拶をしようと思ってポストカードを買ったのに、10枚中2枚しか書けていない。
マメに手紙や葉書を書いている時は、休憩で立ち寄った喫茶店や、電車の中(奈良通勤時代はボックスシートの車輌が多かった)といった、ほんのちょっとした時間で書いて、投函していたのに。その分だけメールはマメになったけど。不精になったなぁ……と反省する。冬になる前に、使いきるようにしよう……と、わざわざ日記に書いて志を立ててみたた。
閑話休題。
昨日、愚弟の社会復帰祝いにと、毛蟹をいただいた。
母の友人が「息子さんに栄養つをてあげてね」と贈ってくださったとのこと。帰宅したらば、立派な毛蟹が竹の笊に、ほかほかと湯気を立てていた。生きたまま届いた毛蟹を乙女な母が茹でたらしい。大きな毛蟹を1人1匹だなんて、こんな贅沢な夕食は滅多にあるもんぢゃない。思えば、前回、堪能するほど毛蟹を食べたのは、数年前にネットで知り合った人が送ってくれた毛蟹だった。彼女とはすっかり没交渉だけど、毛蟹の味わいと共に忘れ難い人である。
1匹半(愚弟に蟹の身を取るのは不可能なので私と乙女な母が半分づづ受け持った)の毛蟹の身を取るのは面倒臭い作業だったが、そんな事はどうでもいいと思えるくらいに美味しくて、たっぷりと堪能させてもらった。食べ終わった後で、毛蟹と記念撮影しておくのだったと後悔する。またお目に掛かることもあるだろうから、写真はまたの機会に……ってことで。
棚ボタ式でありついた贅沢な夕食に感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。