白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2009年06月15日(月) かわいい・かわいい

毎朝、夫が出勤する際、娘を抱っこして曲がり角まで見送っている。

曲がり角で「いってらっしゃ〜い」と手を振って、そのまま家まで引き返すのだけど、いつの頃からその途中にあるご近所のお宅の庭先にある花を見ながら帰るのが習慣になってしまった。立ち止まって「この花は紫陽花って言うんだよ」とか「百合の花、綺麗だねぇ」とか、あるいは花の名前が分からない時は「ピンクのお花可愛いねぇ」とか言いながら、娘と花を楽しみながら帰宅する。

ある時、娘が花を見ながら自分の頭を撫で撫でした。

娘はいささか言葉が遅め。そのせいかゼスチャーで自分の気持ちを表現している。「ベビーサイン」なんて物があるけれど、娘のゼスチャーは私が教えたのではなくて娘が勝手にはじめた物。お腹が空いたらお腹を撫でる。腹が立ったり怒っている時は手をパンと自分の胸の前で叩く。好きの合図は頬を撫でる。ちなみに自分の頭を撫でるのは「かわいい」の合図。

花を見て「可愛い」と思う感情が娘にも芽生えているのかと思うと、とても嬉しい。そして1歳児に「可愛い」と思わせる花々の可憐さや美しさにも感心させられる。

そんな訳で、夫を見送った後は立ち止まりつつ、のんびり帰っている。朝はつい家事やなんかでバタバタしがちだけれど、この時間だけは大切にしたいと思う。ここ最近は紫陽花の花の綺麗さが際立っている。定番の色もあれば、白い紫陽花も。梅雨時に映える花だけど、今年は今のところ雨が少ないなぁ。水不足にならない程度に降ってくれると良いのだけれど。

いつか娘も自分の口でお喋りするようになるのだろうから、期間限定と言うことで娘が花を見ながら頭を撫でる姿を楽しませてもらおうかな……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2007年06月15日(金) 梅酒作り
2006年06月15日(木) 家庭料理の限界。
2003年06月15日(日) 不善な日々。
2002年06月15日(土) 高いのはテンションだけ…みたいで。

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