白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2006年06月15日(木) 家庭料理の限界。

駅前の中華料理屋で買ってきた料理を食卓にズラリと並べてみた。こんなの結婚して初めての事だ。

先月は突発的な出費が多く、月末は地味な料理ばかりだったので「御給料が入ったら何食べたい? なんでも作るよ」と夫に聞いたところ、夫の希望は「天丼」とか「海老シュウマイ」とか「天津飯」とか、他にも何品かあったけれど、おおよそ外食向けのメニューばかりだった。「お店の味を期待してもらっても、無理だよ。そういうのが食べたいなら、外に食べに行こうか?」と提案してみるが「何でも作るっていったのに…」とご不満の様子。

実際問題として、私も餃子だって麻婆豆腐だって作っているが、やはりお店の味には届かない。「家庭料理なりに美味しい」というレベル。メニューの選択肢としても、一般家庭で天丼のためだけに天麩羅を揚げる…なんて、なかしないと思う。「天麩羅を揚げた翌日、残った天麩羅で天丼」ってシュチュエーションなら考えられるけれど。夫は「不可能ではないでしょ?」と言うけれど、お店の料理と家庭料理の領域をゴチャ混ぜにしてもらっては困るのだ。手間・時間・コストの問題のいずれか1つでもクリア出来ればアリかも知れないけれど。

お店の料理にはお店の料理の、家庭料理には家庭料理の良さがあるので「料理」といっても、ひとくくりには出来ないと思う。

そんな経緯があったので今日は夕食を作る気になれなかった。しかしながら中華料理屋さんでのお持ち帰りって、たいしたメニューじゃなくてもけっこう高いなぁ。我が家の食費からすると1食で数日分のお値段。「これだけの予算があれば、豪華な食卓になったのになぁ」と思うと、ガッカリ感もひとしお。もっとも、外食だのお持ち帰りだのは「料理人さんの技術料」が入っているので、原価だけで考えちゃいけないのだけれど。

しかしながら、私達は夫婦で働いていて子供もいないのだから、もっと食事に手を抜く…ってのもアリかとは思う。スーパーとかお店で買ってきた物+お味噌汁…なんて組み合わせだと、コストはかかるし、健康に良いとは言い難いけれど、楽ちんと言えば楽ちんな訳だし。それで夫が喜ぶのなら、せっせと手間をかけて食事を作なんて馬鹿らしい話である。

そんなこんなで今日は夫が帰ってくるまでの時間が、やたらとのんびりしている。まぁ、こういうのも良いかもね……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年06月15日(日) 不善な日々。
2002年06月15日(土) 高いのはテンションだけ…みたいで。

白蓮 |MAILHP