娘は最近、私の真似ばかりしている。
毎朝ハタキをかけ終えると娘がハタキを欲しがるので、ハタキを渡すのが日課になっているのだけど、今まではハタキの柄を齧ったり、闇雲に振り回したりしていたのが、数日前からハタキのひらひらを上にして、あちこち叩くようになった。
ハンカチやガーゼを渡すと、色々な場所を拭きはじめる。食事をするとスプーンを私の口に持ってきて「食べろ」と言う。畳んだ洗濯物を片付けるのが大好きで、洗濯物を片付ける時は娘に畳んだ洗濯物を箪笥の引出しに入れてもらうのに、わざわざ娘を抱き上げなければならない。風呂上がりには娘がパジャマを持ってきてくれるので、私は娘が「どうぞ」と渡してくれるのを待たねばならない。
娘はまだ1歳2ヶ月。自分の身の回りのことさえ出来ないのに、人の世話を焼きたがったり、お手伝いをしたがるのだ。娘にとって、それは単なる遊びの一環だと言うことは承知しているけれど、娘の「ちいさなおかあさん」っぷりは、可愛くてたまらない。
「お手伝いしたい」なんて言ってくれるのも、ある程度の年齢までだと思うので、かえって面倒ではあるけれど、出来る限り娘にやってもらおうと思っている。いつか娘も「ちょっと手伝って」と頼んでもブーブー言うようになるのだろうなぁ。今のうちに、しっかり娘のお手伝いっぷりを堪能しておかねば。
それにしても、娘にお手伝いしてもらうと何かにつけて時間がかかるのは困ったことだ。私の真似をするのもブームが去ったら落ち着くかも知れないし、しばらくは好きにさせておこう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。