友人から「無事に出産しました」の報せをもらった。嬉しかった。
友人は前の子を死産、そして今回の妊娠・出産も流産の可能性が高くて、入院したりしつつの出産だったので無事に産まれたと聞いて、他人事ながら心底嬉しかったし、ホッっとした。
妊娠や出産って病気ではないし、子を産んだことのある女性なら誰しも通る当たり前のこと。しかし当人にとっては特別なことに他ならない……と言うか妊娠や出産に限ったことではなくて自分や自分の家族に起こる出来事は、どれもこれもが特別なことなのだと思う。病気にしても親の介護にしても「当たり前」と言えば当たり前のことだけど、直面している人にとっては当たり前のことではない。
世の中は数限りない「特別なこと」で成り立っているのだなぁ…なんてことを、ふと思った。
もっとも、だからって、見ず知らずの人の「特別なこと」を我が事のように感じることは出来ない。自分のことや、せいぜい身近な(親しい)人のことくらいだけれど。身の回りに起こる「特別なこと」を見過ごしてしまわないようにしたいなぁ…と思う。
友人の子が、すくすく元気で成長しますように。そして友人が元気に子育て出来ますようにと願いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。