気の早い話だが「おせち料理」をどうしようかと考えている。
私の実家は「おせち料理」を作らない家だった。亡父のお誕生日が元旦だったので、お正月…特に元旦は家族にとって「お父さんの誕生日」という意味合いが濃かった。亡父が「俺は結婚するまで誕生日を祝ってもらったことが無かった」とて、元旦は、おせち料理ではなく「自分のお誕生日の料理を希望したため、元旦から誕生日ケーキと亡父の好きな料理が食卓に並んでいた。なので、私には「母を手伝って、おせち料理を作った経験」ってのが皆無である。
夫に「おせち料理どうする?」と聞いたらば「夫婦2人だし、そんなに無理して作ることはないけれど、なんだったら数品作ってみたら?」とのこと。なにぶん初めての事なので、早めに心積もりしておかねば……と、おせち料理のレシピ等、ちょこっと検索してみた。
おせち料理って、地方によって中身が変わるようだけど、定番と言われるものは、普段食べているような物ばかりのような気がする。流石に、普段から黒豆を炊いたり、数の子を並べたりはしないけれど、高野豆腐だの蒟蒻だの小芋を煮たのや、叩きゴボウ、大根や人参のナマス、鶏肉やブリの照り焼きなんて、盛り付けが違うだけで定番メニュー。要するに「煮物+縁起かつぎ食品」ってことなのだろうか。
お客様がたくさん来る訳ではないので「どれを作る」のか悩ましいところだ。しかも重箱さえ持っていないし。悩ましい……実に悩ましい。義母にも相談してみるけれど、義母のおせち料理は年始のご挨拶をした時に戴くので、まったく同じラインナップってのもなぁ。
……とまぁ、そんな訳で頭を悩ませている訳だが、今日は自宅に籠ってHPをクリスマス仕様にしたり、読書録を書いたりして1日を過ごした。夫は友人とバーベキュー。本当は私も参加する予定だったのだが、病み上がりなので遠慮させてもらった。ちらし寿司の具を煮ながら(夕食はアッサリした物が良いとのことで)PCに向かうのもオツなものだ。
明日は義兄一家と四国にうどんを食べに行く予定。四国は寒いらしいので、暖かくして行かなくちゃなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。