白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2001年11月18日(日) 恐ろしい習慣。

今日も残業だった。
世間様は週末だってぇのに、ご苦労なことである。
まぁ、その辺のところは個々の事情だから仕方がないとして……
残業すると自分の時間が減るので
日常生活で「しなければならないこと」が色々と億劫に感じる。
↑それでも日記書くのは面倒でないあたりは、どうかしている。

特に入浴というのは面倒臭いこと、この上ない。
今日、頑張って、お風呂に入っても
明日も頑張って、お風呂に入らねばならない。

あぁ。お風呂入るのやめて寝ちゃおうかなぁ。

そう思ったりするのだけれど
その日のうちに頑張って入らねばならない。
早起きしてシャワーを浴びるなんて芸当、私には出来る訳ないし。
頑張って。思いっきり頑張ってお風呂に入った。
入ったら、入ったで気持ちが良いも事実だし。
冷え切った身体を湯船に浸すのは悪い気分ぢゃない。

だが就寝時間を考えると入浴は手早く済ませなければならない。
ササーッと身体を洗って、髪を洗った。

で。

ふと気が付くと
手桶を片手にせっせと湯船から湯を汲み上げている私がいた。
手桶からザザーッと頭に湯を注ぐ私がいた。
なんてこったい!!
せっかくシャワー買ったのに。

げに恐ろしきは習慣なり。

手桶で湯を汲み、頭にかけるという動作は
もう私の身体に染み付いているようだ。
もしかして「本能」にまで組み込まれているのかも知れない。

シャワー生活が習慣に組み込まれるのはいつだろう??

水戸黄門が代替わりすると、しばらくは
「なんかイメージと違う……前の黄門様の方が良かった」
なんて文句を言うのに、時間が経てば自然に慣れてくるものだ。
私のシャワー生活も、そのうち慣れてきて
「当たり前」になるだろう。

なんだか1人で笑ってしまった夜だった。
シャワーは素敵だが、手桶も案外優れものである。
……いまさらながらの発見だった。


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