娘は今日でめでたく11ヵ月目を迎えた。おめでとう。ありがとう。
あと1ヶ月で1年になるのだなぁ…と思うと感慨深いものがある。病院から連れて帰った時は「こんなに小さな生き物を育てられるんだろうか?」と不安で一杯だった。夜、息をしているかどうか何度も確認したのも良い思い出だ。もっとも、心配症の私はいまだに娘がぐっすり眠っていると息をしているのかどうか確認してしまうのだけれど。
来月1歳を迎える娘。離乳食をガッツリ食べてもらいたいところなのだけど、どうやら彼女は筋金入りのおっぱい星人らしく、離乳食はお気に召さないご様子。食事時間は毎度手こずらされている。夕食はしっかり食べてくれるのだけど、朝と昼は何を出してもいまひとつ食いつきが良くない。今日も今日とて、昼食におかゆだの野菜スープだのを出したのだけど、ほんの少し食べただけ。
おかゆがほとんど残ってしまったので「Y(娘の名)がマンマ食べないならお母さんが食べちゃうよ」とて、娘が食べ残したおかゆに永谷園のたらこふりかけをかけて食べ始めたら、娘が食べたそうに身を乗り出してくるので、私が口を付けていない部分のおかゆ(スプーン等を一緒にしたりすると唾液で虫歯菌が移るので厳禁なのだ)を食べさせてみたところ、吃驚するほどパクパク食べた。
娘にとって「たらこふりかけのかかったおかゆ」はことのほか美味しかったようだ。
もしかしたら彼女は「大人の食べるものって美味しそうだなぁ」と思って親の食事を見ていたのかも知れない。いくら娘が、ふりかけ好きだったとしても、離乳食の赤ん坊に毎度、ふりかけおかゆを食べさせる訳にはいかないけれど、美味しそうにパクパクとおかゆを食べる娘の姿を見られたのは嬉しいことだった。
そう言えば私も子供の頃は小食で、白いご飯の最後の一口が食べられなくて「のりたま」をかけてもらって食べたりしたなぁ…なんてことを思いだした。
今はまだ、お乳ばかり欲しがる娘だけれど、いずれ一緒に食事が出来る日も来るだろう。その時を楽しみに、せっせと離乳食を作ることにしよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。