今さらながら『24』を観ている。楽しんで…と言うよりも、課題図書に取組むような感じだ。
「白蓮さん、毎日退屈でしょう?」とて義姉が貸してくれたのだ。しかも、シーズン1〜4の全巻セットで。好きな人にはたまらないシリーズだと思うのだけど、残念ながら私はサスペンス系のドラマが、とんと苦手だったりする。
「返すのはいつでも良いから気を使わずに借りてね〜」との申し出を受けた時に断らなかったのが悔やまれてならない。
義姉は気を使うような堅苦しいタイプでは無いので「私、サスペンス系は苦手なんです」と、ひとこと言えば済んだのに、義姉が気にかけてくれるのが嬉しくて、うっかり「ありがとうございます。喜んで!」と口走ってしまったのだ。
いまに始まった事ではないが、私は人の善意に滅法弱い。悪意を向けられた時には、かなり強気で対応出来るのだけど。
私が『24』にハマれないのは、結果が見えているドラマだからだと思う。死人がドッサリ出るわりに、主人公のジャック・バウアーはピンチになっても絶対に大丈夫だし、彼と深く関わる人々も死なないし、最後は大団円…って分かっているので、観ていてドキドキしないのだ。時代劇のような、お約束の展開も1話完結なら嫌いではないけど。
なんて文句を言いながらも「課題がある」って生活は悪くない。単調な毎日に張りが出ると言うか。出産までに全シーズン攻略するのは無理そうだけど、半分くらいは観たいと思う。
今日も、これを書き上げたら『24』を観なくては……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。