白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年08月22日(金) 過ぎてゆく夏

ここ数日、戸惑ってしまうほど涼しい。

昨夜はクーラーを付けずに窓を開けて眠ったのだけど、設定温度28度でクーラーを付けている時よりもずっと心地よかった。今朝は寒がりの私など「長袖でもいいかも」と思ってしまった。あまりにも爽やかな朝だったので、掃除をする時にベートーベン『田園』のCDをかけた。普段はNHKのFMで、日替わりで流れるクラッシックをなんとなくかけているのだけど、今日は断固として『田園』の気分だったのだ。

『田園』を聞きながら床を磨いていたら掃除も買い物も夕食の支度もブッチして、娘と2人、遠くまで散歩に出掛けたい衝動に駆られてしまった。しかし、そんな訳にもいかず掃除を済ませ娘をベビーカーに乗せて買い物へ出掛けた。

お盆が済んだとたんに、こんなに涼しくなる夏も珍しいように思う。夏休みが終わってもいないのに秋の気配を感じるなんて! 近所の小学生達は宿題の追い込みに入ったらしく、時折、隣近所から母親が子供を叱る声が聞こえてくる。

もう夏も終わりなのだなぁ…と思うと急に寂しくなってしまった。

私は寒いのが苦手なので夏と冬を較べると、断然夏が好きなのだ。だから余計に夏が終わるのが寂しいのかも知れない。夏が終わってしまう前にやり残していることを消化しておかねば。と言っても「もう1回冷やし中華を食べる」とか「換気扇と網戸の掃除」とか、その程度のことなのだけど。

人恋くなる秋がやってくるのだなぁ。

まだ暑い日もあるだろうから、感傷に浸るのは早過ぎるようにも思うのだけど、過ぎていこうとしている今年の夏が名残惜しくて仕方が無い。きっと、今年の夏は私にとって楽しい夏だったからなのだろうなぁ……なんてことを思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年08月22日(火) 驟雨
2004年08月22日(日) 優等生。
2002年08月22日(木) 事実を知って軽〜くのけぞる。

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