白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年08月11日(月) 救急病院へ行く

昨日は娘を連れて救急病院へ行ってきた。

午前中、私は自宅にいて用事をしていたら、夫と遊びに出かけたはずの娘の泣き声。ちょっと普通ではない泣き声だったので慌てて玄関に出てみたら、血相を変えた夫が娘を抱えて帰ってきた。娘は左の眉毛の上を切ったらしくて出血をしていた。

夫は娘を子ども用の足でこぐ車の玩具に乗せて遊ばせていたらしいのだけど、少し目を離した隙に、娘は車の玩具ごと転倒したらしい。消毒して絆創膏を貼ってみたが、なかなか血が止まらないので大事を取って休日診療所へ連れて行くことにした。

実家の車が空いていたら貸してもらうつもりだったのだけど、生憎と使用中だったのでタクシーで市営の休日診療所へ。しかし休日診療所は内科しか無いとのとこで別の救急病院を紹介された。

休日診療をしている救急病院はそれなりの混雑。ただ、ほとんどの人は内科の患者さんでタイミング良く外科の患者さんは少なく、短い待ち時間で診療してもらうことが出来た。「もしかしたら縫わなきゃいけない傷かも…」と心配していたのだけれど、簡単な処置で済んだ。医師は言葉にこそ出さなかったけれど「心配し過ぎですよ」という程度のものだったらしい。

結局のところ、大したことは無かったのだけど、娘に痛い思いをさせてしまって可哀想だと言う気持ちと、申し訳なさと「もし、一歩間違っていたら…」という恐怖とで心身共にグッタリ疲れてしまった。「昼ごはんを作る元気なんて無いだろうから」と夫の提案で自宅近くのカフェでランチをして帰った。

子供の病気や怪我が、こんなに心配なものだなんて知らなかった。

そこここで普通に生きている大人達は、みな大きな病気や怪我で命を落とすことなく「おじさん」とか「おばさん」になったのだなぁ。なんだか、それだけで凄いことのような気がする。子供を無事に大人にするのって大変な事なのだと改めて思い知らされた。

私にとっても、夫にとっても、そして娘にとっても印象深い1日だった。娘は今日で生後10ヶ月。小さな病気や怪我はあったけれど、無事に育ってくれて本当に嬉しい。私達夫婦は娘を無事に成人させてやらねばならないのだということを、あらためて自覚しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2007年08月11日(土) 自分自身も気付かぬうちに…
2006年08月11日(金) 激安スーパーへ行く
2005年08月11日(木) いざ! お盆休み!
2004年08月11日(水) 盗難。
2003年08月11日(月) まくらがえし
2002年08月11日(日) ワン・メーターの幸福。

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