白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2007年11月23日(金) たそがれる娘

ここのところ、昼食が終わったら速攻で夕食の支度をしている。

「♪お昼休みはウキウキウォッチング」の歌と共に昼食が始まりテレフォンショッキングが終わるか終わらないかで食べ終えて、食器の片付けと同時に夕食の支度を始める……という感じ。夕食の準備をするには早過ぎる…ってのは分かっているのだけど、夕方になると娘がグズグズするので、娘の機嫌の良いお昼間に夕食の仕度を済ませ、洗濯物を取り込んで夕方を迎える必要があるのだ。

夕方になるとグズグズするのは『黄昏泣き』ってヤツらしい。

育児書などには3ヶ月くらいになると黄昏泣きが始まる書いているけれど、個人差があるらしく早い子だと1ヶ月くらいから始まるとのこと。娘はまだ1ヶ月ちょい…母に似て気が早い性質らしい。そういう訳で毎日夕方までには家事を済ませて「どこからでも、かかってこい!」と、娘に付き合う体勢を整えているのだ。

夕方になると大人だって、訳も無く寂しくなったり心細くなったりするのだから、ついこの間までこの世にいなかった赤ん坊がグズグズするのは無理もない。人間は赤ん坊の頃から「寂しい」とか「心細い」とかいう感覚を持っているのかと思うと、なんとも切ない気持ちにさせられる。赤ん坊であっても、そういう負の感覚からは逃れることが出来ないのだなぁ。

楽しいことも、そうでないことも、経験してこそ人間……って事なのだろうか。

グズグズすると言っても1人で寝かせておけないと言うだけで、抱っこしてゆすったり、歌をうたったり、部屋の中をウロウロ歩いたりしていれば大人しくしている。面倒と言えば面倒だけど「かまってもらえたら泣き止む娘」ってのは可愛らしくて良いものだ。「お母さん、かまって」と全力でぶつかってくれるのなんて、僅かな間しかないのだろうから、母と娘の期間限定のお楽しみだと思っている。

今日は何故だか泣き出す時間だと言うのに娘はグウグウ眠っている。グズグズが夜にズレ込むのを覚悟して、オヤツでも食べて気力・体力を養っておこうかな……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年11月23日(木) ひとりあるき
2005年11月23日(水) 虹と紅葉
2003年11月23日(日) ホットケーキの幸せ
2001年11月23日(金) 稼働率50%

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