白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2007年11月24日(土) 晩秋あるいは初冬

3連休の中日。しかし夫は昨日も今日も出勤なので、我が家はいつもと変わりない朝を迎えた。

流石に3連休ともなると、どこかへ出掛ける人が多いらしく、昨日など家の周囲は静か過ぎて恐いくらいだった。普段なら子供の声や、子供を叱る母親の声が聞こえてくるのに、何も聞こえず。家の前の通りに出ても人影さえ見当たらず。お天気の良い行楽日和。家にいる方が難しいと言うものだ。かく言う私もじっとしていられず娘をベビーカーに乗せてお散歩に出掛けた。もう少し娘が大きくなったら図書館へ行きたいのだけれど、まだちょっと早過ぎるのが残念なところ。あてもなく、ブラブラと近所を散策した。

今頃の季節は「晩秋」と呼ぶのが良いのか、それとも「初冬」と呼んだ方が相応しいのか。

見上げた空は恐いくらいに澄んでいたけれど、山の色も草むらの色も茶色く枯れた色をしていて風景が寂しくなっている。知らないお宅の庭に、オレンジ色のコスモスが1輪だけ枯れずにいたり、熟した柿が木の高いところに2つ3つだけ残されていたりと、冬の気配をそこここに感じた。

四季の中で、春を再生。冬を死になぞらえたりすることがあるけれど、それだと今は死に向かっていく最中……しかも死の寸前ってところだろう。日本では昔から「秋=寂しい」という図式が定番化しているけれど、死に向かっていく季節とあれば寂しいのも当然なのかも知れないなぁ……なんて事を思ったりした。

今日もまた娘を連れて外を歩こう。

北の方で雪が降っているとのニュースを観た。大阪はまだ本格的に寒くはなっていないけれど、そろそろ冬の仕度を整えなければ。寒さが苦手な私にとって冬は最も苦手な季節だけれど、それだけに心身共に少しでも暖かく冬を迎えたいなぁ……と思う。季節の変わり目は寂しかったり、忙しかったりで落ち着かないものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年11月24日(金) 挑戦する冬
2005年11月24日(木) ぎょええっ
2004年11月24日(水) 風化する憎しみ。
2003年11月24日(月) ババン・バ・バン・バン・バン♪
2002年11月24日(日) 自然治癒力。
2001年11月24日(土) 惜別

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