すっかり日記をご無沙汰してしまった。お気に入りの作家さんが亡くなって凹んでいたから……ではなくて、PCに向かってまとまった文章を書く余力が無かったからに過ぎない。暑さに負けっぱなしの今日この頃。
昨日はお弁当を持って淀川の花火大会を観に行ってきた。
昨年もお弁当持参で夫と観に行った思い出の花火大会ではあるのだけれど、当時はまだ夫とは恋人同士でさえなかった。なのにその1年後は1つ屋根の下で暮らしているのだから不思議である。夫「思えば相手のことを良く知らないうちに結婚を決意しちやってたよね」なんてことを夫と語り合ったりした。
夫も私も「激しい恋に落ちた」とか、そういうノリでは無かったと思う。夫は私と初めて会った瞬間に「俺、この人と結婚するかも」とピンときたらしいが、私はサッパリそんな事など思わなかった。もともと恋愛には淡白な性質で、自分から誰かを好きになること自体が皆無に近い。なのに「結婚」だなんて重要事項を、夕食の献立を決めるよりも簡単に決意してしまったのは、いったいどういう了見だったのだろう。
現在までに至る経緯を振り返ってみるだに「どうして結婚したの?」とか聞かれても「サッパリ分かりません」としか言いようがないが、夫と2人で過ごしていける言うことは、幸せなのだとつくづく思う。お出掛けして「ばいばい」しなくて良いというのは特別な事だと。
そんな訳で河川敷でお弁当を食べ、ビールを飲みつつ花火を楽しみ、昨夜はご機嫌だった訳だが、帰宅してベッドに入ってから「どうやら暑さにやられたらしい」って事が判明。冷え性で体温の低い私の手が、暑がりの夫の手よりもずっと暑くて、クーラーが入っているのに「暑い」と感じていた。「軽い熱射病だよ」夫に指摘されて始めて気付いた。水分補給&おでこに冷えぴたシートを貼付けて、岸に打ち上げられたマグロのように惰眠を貪った。
そして本日は実家で法事。父の七回忌。なんとなく、その事が引っ掛かっていたらしくて、明け方に父の夢を見た。父の夢を見るのはこれで2度目。晩年の父ではなく、溌剌と働いていた頃の父が登場。少し感慨深いものがあった。午後から夫と連れ立って実家に行かなくちゃな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。