白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2005年10月24日(月) 俺様がいっぱい

私が仕事をしているグループは業務がキツイせいか若い男性が多い。20代後半〜30代前半の脂ぎった男達は働き者ばかり。既婚者もいれば未婚者もいて、内心では互いにライバル心を燃やしていたりするのだろうが、比較的仲が良くて微笑ましい限りだ。

そんな彼らと話をしていたらば「俺達の中で女性から好感度が高いヤツは誰なんですか?」てな流れになった。

私のグループには、ちょうど私と同じ年のNさんと言う出世頭の男性がいる。頭が良くて仕事が出来て、気配りも上手で、見た目も素敵。私は密かに彼のことを「E課の出来杉くん」とか「E課の食パンマン様」と呼んでいたのだが、今では女性陣の中での通り名となっている。まぁ、それくらい素晴らしく人間の出来た人なのだ。そんな訳で「ダントツなのはNさんだよね」と言うと、男性軍団も、それには異論が無いらしく「じゃあNさん抜きだったら、どうかな? お昼休みにでも集計取ってよ」ときたもんだ。

声に出して笑ったりはしなかったけれど、可笑しくてたまらなかった。だって、彼らはそれぞれに自信満々で「……てか、なんだかんだ言っても、俺ってイケてるよね」と本気で思っているようだったから。いったい、その根拠のない自信はどこから来るのだろう? どうして、そんなに「俺様最高!」とか思ってるんだろう?

言っちゃぁなんだが、彼らが自分達の評判を気にしている女性達は、食パンマン様以外の男性は「その他大勢」としか見ていないのだ。みなそれぞれに、いいヤツばかりだし、私だって彼らの事が大好きだ。が、なんと言うか「どんぐりの背比べ」なんだなぁ……本当のことを言うと。

それはさておき、彼らが「俺ってイケてるよね?」と思っているってことが微笑ましくて、可愛らしくて、私はますます彼らのことが好きになってしまった。自信過剰は良くないけれど、自尊心って言うのかな……そういうのが無いと頑張っていけないもの。彼らは「俺様」と言っても、人に迷惑をかけるようなタイプでは無いのだから。それにしても、一緒に働いている面々が揃って俺様だったとは驚きだった。おとなしめのTさんまで「なんだかんだ言って、俺って嫌われないキャラみたいでさ」とかアピールしていたし。

こういう馬鹿馬鹿しくて、役に立たないお喋りって好きだなぁ。まぁ、喋ってばかりはいられないのだけど。明日も俺様達と頑張って働かなきゃね……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年10月24日(日) ぐったり
2003年10月24日(金) 地図を眺める。ザカザカ歩く。
2002年10月24日(木) 『Dolls(ドールズ)』
2001年10月24日(水) ダン!

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