白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年10月24日(金) 地図を眺める。ザカザカ歩く。

地図を眺めるのって、なんて楽しいんだろう。

運動不足解消のために「1駅よぶんに歩く」ってのをやってみようと思い、職場付近の地理に詳しい人に道を聞いて、実際に歩いてみたらば、あまりにも近かったので「もしかしたら2駅先まで行けるかも」と思って、翌日再び道を聞いてみたらば、彼女は機嫌が悪かったのか「2駅先までは遠いよ。どうして歩くの? ダイエットなら必要ないでしょ?」と、なんだか、やな感じだったので自分で地図を印刷して調べてみた。地図を見てみるだに2駅くらいは楽に歩けそう。最初から地図を見れば良かったのだ。

都会の1駅間と、田舎の1駅間はぜんぜん違う。地元で1駅歩くのはけっこう大変だが大阪市内だったら、簡単に歩けてしまう。京都へ行った時は東福寺から京都駅は1駅なので余裕で歩けると思ったのに、あんがい遠くて吃驚した覚えがある。もっとも、その時は地図さえ持たずに感覚と標識を頼りに歩いたので効率良く歩けなかったのもあるだろうけど。

地図も持たずに当てずっぽうに歩くのは楽しいけれど、地図を持ってあるくのも悪くない。そして地図は実際に歩いている時に見るよりも、地図を見て頭の中でシュミレーションしている時の方が楽しいように思う。鉄ちゃん(鉄道マニア)が時刻表を見ているだけで楽しいという感覚と通じるところがあるかも知れない。

地図を見ていると、どこまでも歩いていけるような錯覚に陥る。実際、歩こうと思えばどこまでも歩いていけるのだが、限られた時間で歩ける距離なんてたかだか知れたものだ。『裸の大将』みたいに、ぶらぶら歩いて旅ができたらいいんだけどなぁ……などと途方も無いことを思ったりした。日本全国徒歩旅行だなんて、インド旅行よりもずっと非現実的。隠居する身の上になったらチャレンジしてみようか……って、隠居する頃に徒歩旅行ができるほどの体力があるかどうかが疑問だが。水戸黄門のようにはいかないだろうし。

ちなみに2駅分の道程を早足25分で歩くことができた。毎日とまではいかなくても、ちょくちょく歩いてみよう思う。道中が面白ければ言うことなしだが、面白そうなものは何も発見できなかった。大きな道路沿いというのは案外ツマラナイ。仕事帰りだと横道に入るのはちょっとなぁ。朝、早めの電車に乗ればいいのだろうが、これも遠慮したいし。大きな道沿いをザカザカ歩くのがベターかも。

あれっ。阪神勝ったんだ。2勝してくれた時点で「ありがとう阪神。もう充分楽しませてもらったよ」などと1人ごちていたので、吃驚した。なんだかんだ言って地元なだけに嬉しかったりする。さて。そろそろ『天涯の船』の続きでもよもうかなぁ。明日は図書館へ行くので今夜中に読みきっちゃおう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年10月24日(木) 『Dolls(ドールズ)』
2001年10月24日(水) ダン!

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