2013年05月15日(水) |
君は、僕のためにこそ死んでいく その2 |
予算委員会。
「戦地における兵士の性欲処理の是非」について、延々と議論している。
馬鹿なんじゃないだろうか。
そもそも、兵士というものは、すべからく性的興奮するのだろうか。
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国が行う戦争の切り口が、安倍政権に入ってから異常なほど、 ある種の人々には「興味-ロマンと言い換えてもいい-をそそるもの」になってきている。
その切り口は、全部、何一つ、ある種の為政者の自己陶酔であり、 国民が共有する前提になっていない。
戦争は、一部の為政者によって決定され、民衆が扇動される。 個人の人権は台無しになり、サッカー観戦もSNSも合コンも何にもできない。
それどころか自分や家族や愛する人の生命を奪われ、財産はすっからかんになり、 人生を台無しにされ、歴史にひどい傷跡をつくる、そういうものだ。
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恐ろしい崖っぷちにいるこの国で、 自分が保っているのは正気か、それとも無関心か。
自民党が政権が早く失脚すればよい、と心の中で望むだけでは、 この危険な局面はどうしようもないのだが。
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