2013年05月09日(木) |
社会的に評価の定まった男 |
明日の準備がまったくできていないから今日は徹夜してでもやる、とH。 ご苦労様なことである。
色々な山登りの活動を巡って、Hの身辺が忙しい。 月並みな言い方をすれば、テレビ、雑誌、新聞で取り上げられていいる。 (まるで安物の健康食品の売り込み文句のようだ) 明日は、その一環で、スライドショーのお座敷がかかっている。
山関係のマニアックな場でとりあげられるのは致し方ないとして、 この4月にフランスの「よく登ったで賞」みたいなものをもらってからは、 一般向けのそのような情報媒体で取材を受けることが数回続いている。
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別に自分が忙しいわけでも、一般大衆に晒されるわけでもない。 でも、何か嫌な気がする。やっかみだろうか。
「新聞で見ましたけど旦那さんはすごいですね」という類の善意の声かけに応えるのが疲れたということもある。
でも多分、自分のなかで一番もやもやと引っかかっていることは、 自分の連れ合いが「社会的に評価の定まった人物」に変貌していくことなのだろう。
終生連れそうつもりの男がそんなつまらないものになってしまったら、 もうロマンスもへったくれもなく、さっさとハンコをついて「決済」の箱に入れたくなるではないか。
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