恩師の傘寿と受勲のお祝い。
大きなホテルで仰々しくやるのがよいのかどうか疑問だったけれど、 先生の晴れがましいお姿に、これで良かったという気持ちになった。
元学生達に、講義。 還暦をとうに過ぎた人から就職3年目の若者まで、 皆ひとしく先生の「かわいい」教え子として聴講する。
考え抜かれた内容の講義であることが、わかる。 皆の前でこうして講義ができるのはこれが最後かもしれない、だからこれだけは伝えたい、という気持ちも伝わってくる。
教えを受けた者の責務として、 引き継ぐべきものを引き継がなければいけない。
そんな気持ちを新たにした日。
2010年03月05日(金) 膨張する身体 2009年03月05日(木) 黒に黒 2008年03月05日(水) 2005年03月05日(土) 世界の常識、日米の非常識 2004年03月05日(金)
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