お堀端でちょっとした面接をした後、持続可能性に関するシンポジウムを聴講する。
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持続可能な、というキーワードは難しい。 自己都合解釈の余地があるからである。 たいがいの人は、「我が方が持続可能な」と思い込んでいる。 自分の会社、自分の業界、自分の資源、自分の食い扶持、である。
何かが持続可能であるためには、何かが生まれ、何かが滅びなければいけない。 「よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」でなければ「ゆく川の流れは絶えずして」とはいかないのである。
その法則の前に我が身を差し出せるかどうか、というのが、 サステイナビリティの本質ではないかと、現在のところ思っている。
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