一家で上京。 特急列車の座席をボックスにして、お茶を窓のところに並べて、 家族で行楽、の図式ができあがる。
しかしながら、絵にかいたようにはいかぬ。 Aは小さい弟にちょっかいを出しては大騒ぎをさせ、 Hは出張のビジネスマンみたいな一人旅気分で、のんきに本など読んでいる。
絵にかいたような楽しい家族旅行にするためには、 書かれた絵のように、時を経て実態を曖昧にする必要がある。
つまりは、小さい子どもを抱えた家族の今現在というのは、 騒々しく、争いが絶えず、散らかり放題で、休む暇がないことの連続なのである。
2007年03月06日(火) 鏡をみがく男 2005年03月06日(日) 下山道 2004年03月06日(土) 家畜人ヤプーである状態
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