雲間の朝日に想うこと


< 訊かれる事も嫌でしたか >


同じ想いを、
抱いて居たのだろうか。

同じ事象を見て居たに過ぎず、
異なる場所へと、
向いて居るのだろうか。


其れは、
分からない事だけれど。






ふと零した言の葉に。

瞬時に、
応じる事が出来るのだから。




少なくとも。



互いに、
紡ぎ紡がれて歩んだ刻が。

確かに、
此処には在るのだろう。

















本当は。

ずっと、
ずっと、
待ち望んだ刻だったのだろうか。

















 「五年になるよ?」

俺の一言に。



 「五年になるの!」

間髪入れず、
あの子は応えた。






















相変わらず。


 「診て貰いに。」
 「行かなくて良いの?」

 「体調がおかしかったら来いって言われてる。」
 「でも面倒臭い。」


其処へ触れられる事を、
頑なに拒み。

飽く迄、
決めるのは自身なのだと、
俺を遠避けるけれど。





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References
 May.26 2022, 「治ったねと言えるでしょうか」







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2022年10月21日(金)


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History
2005年10月21日(金) 取り憑く様に舞う気でしょうか
2004年10月21日(木) 本能は動物に近いと言う事ですか
2003年10月21日(火) 足りない条件は何ですか
2002年10月21日(月) 報いですか





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